| 成分名 | トリデセス-3酢酸Na |
| INCI名 | Sodium Trideceth-3 Carboxylate |
| 由来 | 合成 |
| 推奨配合濃度 | 0.1〜1% |
| 適正pH域 | 3.5〜7.5 |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 化粧品成分基準収載 規制なし |
| カテゴリ | ノニオン界面活性剤 |
トリデセス-3酢酸Na(Sodium Trideceth-3 Carboxylate)は、炭素数13の脂肪族アルコール(トリデシルアルコール)にエチレンオキサイドを平均3モル付加し、末端をカルボキシメチル化してナトリウム塩としたエーテルカルボン酸型アニオン界面活性剤です。ベース構造はノニオン(トリデセス-3)ですが、酢酸Na化により弱アニオン性を帯びています。
用途としては主に乳化補助・可溶化剤・洗浄補助剤として機能し、油性成分を水相に分散・安定化させる役割を担います。コンディショナーやトリートメントに少量配合され、製品の乳化安定性向上や使用感の調整に貢献します。また、クレンジング製品ではメイクアップ成分の乳化促進にも活用されます。
安全性については、エーテルカルボン酸系は一般的なアニオン界面活性剤の中では比較的マイルドな部類に属し、肌への刺激は比較的低いとされています。ただし石油由来成分であること、およびポリエチレングリコール(PEO)鎖に由来する製造時の1,4-ジオキサン混入リスクが指摘されることがあります。EWGスコアは比較的低め(1〜2程度)で、重篤な毒性データは報告されていませんが、敏感肌への使用時は配慮が必要です。
ヘアケア製品における直接的な補修・保湿効果はほぼなく、あくまで配合安定化・使用感改善のための補助成分と捉えるのが適切です。単独では目立った機能はないものの、他の乳化剤や油性成分とのシナジーで製品全体の処方安定性に寄与します。環境面では石油由来・PEO鎖構造のため生分解性はやや低く、環境負荷は中程度です。
2件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)