Ingredient Analysis

加水分解ヒアルロン酸アルキル(C12-13)グリセリル

成分 13件の商品に配合 ID: 85657
成分 化粧品・ヘアケア配合成分
+45

安全性
+50

素材の品質
+20

使用感
基本情報
成分名加水分解ヒアルロン酸アルキル(C12-13)グリセリル
慣用名・別名ヒアロリペア
INCI名C12-13 Alkyl Glyceryl Hydrolyzed Hyaluronate
化学式C14H23NNaO11
由来半合成
推奨配合濃度0.5〜3%
適正pH域4.0〜7.0
コメドジェニック度1/5
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ 成分
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +50
成分の素材品質・配合価値
安全性 +45
肌・頭皮への安全性
補修力 +55
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +30
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +25
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +20
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 +0
環境負荷・生分解性の評価

概要

キューピー株式会社開発の「ヒアロリペア」。加水分解ヒアルロン酸のOH基にグリセリン骨格を介してC12-13アルキル基を導入した両親媒性ヒアルロン酸誘導体。疎水基がラメラ液晶構造に組み込まれることで細胞間脂質の再構築を促し、バリア機能を修復。通常のヒアルロン酸Naと比較して経表皮水分蒸散量(TEWL)を有意に低減。皮膚刺激性・感作性ともになしと報告されており安全性は高い。

加水分解ヒアルロン酸アルキル(C12-13)グリセリルの解析

加水分解ヒアルロン酸アルキル(C12-13)グリセリル(愛称:ヒアロリペア)は、キューピー株式会社が独自開発したヒアルロン酸誘導体。加水分解ヒアルロン酸のヒドロキシ基(-OH)にグリセリン骨格を介して炭素数12〜13の疎水性アルキル基を5〜15%の割合で付加した、両親媒性の高機能バリア修復成分である。

通常のヒアルロン酸Naは親水性が強すぎるため、肌の表面に留まって水分を引き寄せる「保湿スポンジ」的な働きが主体。一方、ヒアロリペアは疎水基を持つことで細胞間脂質が形成するラメラ液晶構造(皮膚バリアの主役)に直接組み込まれ、バリア機能そのものを構造レベルで修復できる点が根本的に異なる。たとえるなら、水を吸うタオルを置くだけでなく、壁のひび割れ自体を補修するイメージだ。

キューピー社の実験では、経表皮水分蒸散量(TEWL)がヒアルロン酸Na単独使用時と比べて有意に低下し、保水率の向上が数値として実証されている。これは「水を保持する」だけでなく「水分を逃がさない皮膚構造をつくる」という本質的なアプローチを示している。

ヘアケア領域でも有効性が期待される。毛髪のキューティクル間にも類似したラメラ構造が存在することから、補修成分としての配合価値は高い。シャンプーやトリートメント、スキンケア製品(化粧水・美容液・クリーム・日焼け止め)まで幅広いカテゴリーに使用されている。

安全性面では、皮膚刺激性なし・感作性なし・ヒトパッチテスト陰性と報告されており、刺激に敏感な肌への配合にも適している。ただし製品化の際にエタノールが残存する場合があり、アルコール過敏の方は留意を要する。EWGスコアも低く、総合的に高い安全プロファイルを持つ優良成分として位置づけられる。

相性の良い成分

セラミド スクワラン グリセリン

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