| 成分名 | ポリ-γグルタミン酸Na |
| 慣用名・別名 | ポリグルタミン酸Na、γ-PGA-Na、納豆ガム |
| INCI名 | SODIUM POLYGLUTAMATE |
| 由来 | 発酵 |
| 推奨配合濃度 | 0.5〜3% |
| 適正pH域 | 4.0〜7.0 |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 化粧品成分基準収載 規制なし |
| カテゴリ | 成分 |
ポリ-γ-グルタミン酸Naは、納豆のネバネバ成分として知られるポリグルタミン酸のナトリウム塩型保湿成分。納豆菌(Bacillus subtilis)が産生するアミノ酸ポリマーで、グルタミン酸がγ位でペプチド結合した特殊な構造を持つ。通常のタンパク質がα位で結合するのに対し、γ結合ゆえに一般的なプロテアーゼに分解されにくく、皮膚上での持続性が高いのが最大の特徴だ。
保湿力の観点では、分子内に大量のカルボキシル基(-COOH)が並ぶため、水分子を強力に引きつける。その吸水能はヒアルロン酸と同等またはそれ以上とも言われ、低濃度でも効果的な保水膜を形成する。ヒアルロン酸が「真皮の水タンク」なら、ポリ-γ-グルタミン酸は「表皮の水トラップ」と表現できる。
由来が発酵(バイオ由来)であることから、環境負荷が比較的低く、生分解性も高い。もともと砂漠緑化用の高吸水性ポリマーとしても研究されていた背景があり、農業・環境分野とのクロスオーバー素材でもある。化粧品への応用では、スキンケア・シャンプー・トリートメントなど幅広い製品に配合され、特に乾燥肌・ダメージヘアのケアに適している。
安全性は高く、皮膚刺激・アレルギーリスクは低い。ただし分子量が大きい場合は皮膚への浸透は表面にとどまる傾向があり、浸透保湿よりは表面吸着による成膜保湿として機能する側面が強い。ヒアルロン酸やコラーゲンなど他の保湿ポリマーとの相乗効果も期待できる。
この成分を含む解析済み商品は現在登録されていません。