| 成分名 | ヤシ油脂肪酸加水分解コラーゲンカリウム液 |
| 医薬部外品名 | ヤシ油脂肪酸加水分解コラーゲンカリウム |
| 慣用名・別名 | ococイル加水分解コラーゲンK, ococイル加水分解コラーゲンカリウム |
| INCI名 | Potassium Cocoyl Hydrolyzed Collagen |
| 由来 | 動物性,植物性,半合成 |
| 推奨配合濃度 | 2〜10% |
| 適正pH域 | 5.5〜8.0 |
| コメドジェニック度 | 1/5 |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 化粧品成分基準収載 規制なし |
| カテゴリ | アニオン界面活性剤 |
ヤシ油脂肪酸加水分解コラーゲンカリウム液(化粧品表示名:ococイル加水分解コラーゲンK)は、加水分解コラーゲン(動物性ペプチド)とヤシ油脂肪酸を縮合反応させ、カリウム塩として安定化したアニオン界面活性剤。分子内に疎水性の脂肪酸鎖と親水性のペプチド鎖を併せ持つ両親媒性構造が、穏やかな泡立ちと高い安全性を実現している。
一般的な硫酸系・スルホン酸系界面活性剤と比較すると、脱脂力は低く、皮膚・頭皮への刺激が格段に少ないのが最大の特徴。これは「汚れだけを取り、必要な皮脂・水分は残す」という選択的洗浄に近い挙動であり、乾燥肌・敏感肌・子ども向け処方でも採用される理由となっている。EWGスコア2という低リスク評価もこの特性を裏付けている。
さらに注目すべきは「洗いながら補修する」二重機能。コラーゲン由来のアミノ酸・ペプチドが毛髪のキューティクル損傷部位や肌のタンパク質構造に吸着し、保湿・柔軟・コンディショニング作用を発揮する。一般的なシャンプー成分が「洗浄=削る」工程に終始するのに対し、この成分は「洗浄しながら補う」という意味でヘアケア処方における質的向上に貢献する。
類似成分のラウロイル加水分解コラーゲンKやミリストイル加水分解コラーゲンKと比べ、ヤシ油由来のミックス脂肪酸を使用するため泡立ちのバランスと洗浄性が良好。またグルタミン酸系(コカミドプロピルベタイン等)と組み合わせることで、泡質向上・マイルド化のシナジーが高い。配合濃度は通常1〜5%で、適正pH域は5.0〜7.0と弱酸性〜中性域での安定性が高く、ヘアシャンプー・洗顔料・ボディウォッシュ等に幅広く応用される。
医薬部外品成分としても承認されており、薬用シャンプーや育毛関連製品への配合も認められている点は、規制面での信頼性の高さを示す。環境負荷の観点でも生分解性が比較的高く、サステナブルな処方設計との親和性も高い成分といえる。
3件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)