| 成分名 | ミリストイルメチル-β-アラニンナトリウム液 |
| 医薬部外品名 | ミリストイルメチル-β-アラニンナトリウム液 |
| 慣用名・別名 | ミリストイルメチルアラニンNa |
| INCI名 | SODIUM MYRISTOYL METHYLAMINOPROPIONATE |
| 化学式 | C19H38NO3Na |
| 分子量 | 311.43 Da |
| 由来 | 半合成 |
| 推奨配合濃度 | 2〜10% |
| 適正pH域 | 4.5〜6.5 |
| コメドジェニック度 | 1/5 |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 化粧品成分基準収載 規制なし |
| カテゴリ | アニオン界面活性剤 |
ミリストイルメチル-β-アラニンナトリウムは、ミリスチン酸(C14脂肪酸)とアミノ酸誘導体であるN-メチル-β-アラニンをアミド結合させたアニオン(陰イオン)型界面活性剤で、アミノ酸系洗浄剤の一種です。ラウロイル系(C12)に対して炭素鎖が1段階長く、これにより若干高い洗浄力と優れた泡立ち感を示します。
洗浄特性として、弱酸性〜中性域での安定性が高く、硬水中でも洗浄力・起泡性が低下しにくい点が特徴です。単体での起泡力はやや控えめですが、両性界面活性剤との組み合わせで増粘・泡立ち向上の相乗効果を発揮します。また、カチオン化ポリマーと併用することでコンディショニング効果(滑らかさ・指通り)が大幅に向上します。
安全性については、アニオン界面活性剤の中では皮膚刺激性が比較的低く、アレルギーリスクも低いとされています。医薬部外品原料としても承認されており(薬用シャンプー・染毛剤・パーマ剤等への配合実績)、長年の使用実績から安全性が確認されています。ただし他の高脱脂力洗浄剤との組み合わせでは、総合的な脱脂力が強まる場合があり、配合設計に注意が必要です。
環境面では植物由来原料(パーム油等)を起源とし、生分解性は良好です。シャンプー・ボディソープ・洗顔料などに幅広く採用される、バランスの良い高品質な洗浄成分です。