| 成分名 | ウンシュウミカン果実水 |
| 慣用名・別名 | みかん水, 温州みかん果実水 |
| INCI名 | CITRUS UNSHIU FRUIT WATER |
| 由来 | 植物性 |
| 推奨配合濃度 | 1〜5% |
| 適正pH域 | 4.0〜6.5 |
| コメドジェニック度 | 0/5 |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 規制なし |
| カテゴリ | 植物由来成分 |
ウンシュウミカン果実水は、主に愛媛県産の温州みかん(Citrus unshiu)果実から得られる水性エキスで、果汁を蒸留・抽出した「植物水(フルーツウォーター)」に分類される。単なるフレーバー成分ではなく、複数の機能性活性物質を内包する多機能型植物エキスである。
主要な有効成分として、ビタミンC(アスコルビン酸)による抗酸化作用とメラニン生成酵素(チロシナーゼ)の阻害作用がホワイトニング効果に寄与する。また、フラボノイドの一種であるヘスペリジンは毛細血管の透過性改善・抗炎症・抗アレルギー作用を持ち、頭皮環境や肌荒れ対策への応用が期待される。さらにリモネンは皮膚表面の角質層に作用して水分蒸散を抑制し、即効性のある保湿効果を付与する。
エイジングケアの観点では、繊維芽細胞(フィブロブラスト)の増殖促進作用が注目される。繊維芽細胞はコラーゲンやエラスチンを産生する細胞であり、その活性化は肌のハリ・弾力維持に直結する。果実水というシンプルな形態ながら、このような多面的な作用機序を持つ点が本成分の特徴といえる。
類似成分として「ウンシュウミカン果皮エキス」が存在するが、果皮エキスはヘスペリジン含量が高い一方、果実水は水溶性成分を穏やかに含むため、より低刺激で幅広い処方に配合しやすいという利点がある。シャンプー・化粧水・クリームなど多様な製品への適用が報告されており、スカルプケアとスキンケアの双方に対応できる汎用性を持つ。環境面では生分解性の高い植物由来成分であることも評価できる。
4件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)