| 成分名 | スルホサクシネート |
| 慣用名・別名 | スルホコハク酸ラウリル2Na / スルホコハク酸ラウレス2Na / スルホコハク酸(C12-14)パレス-2Na |
| INCI名 | Disodium Lauryl Sulfosuccinate / Disodium Laureth Sulfosuccinate / Disodium C12-14 Pareth-1 Sulfosuccinate |
| 化学式 | スルホコハク酸エステル型アニオン界面活性剤(脂肪族アルコールとスルホコハク酸のエステル塩) |
| 由来 | 半合成 |
| 推奨配合濃度 | 2〜10% |
| 適正pH域 | 3.5〜7.5 |
| EWGスコア | 3/10 |
| コメドジェニック度 | 0/5 |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 化粧品成分基準収載 規制なし |
| カテゴリ | アニオン界面活性剤 |
スルホコハク酸系界面活性剤は、スルホコハク酸(コハク酸にスルホン酸基が付加した構造)を親水基に持つアニオン(陰イオン)界面活性剤の総称です。代表的なものとして「スルホコハク酸ラウリル2Na」「スルホコハク酸ラウレス2Na」「スルホコハク酸(C12-14)パレス-2Na」などがあり、シャンプー・洗顔料・ボディウォッシュに幅広く配合されています。
原料はヤシ由来の脂肪族アルコールと石油由来成分のハイブリッドで、高い洗浄力と豊富な起泡性が最大の特徴です。通常の高級アルコール系(ラウレス硫酸Na等)に比べて皮膚刺激性が抑えられており、低〜中程度の刺激性に位置づけられます。弱酸性および硬水環境下でも安定した洗浄力を維持できるため、製剤設計の自由度が高く、低刺激処方のシャンプーにおいて洗浄力を底上げする補助洗浄剤としても多用されます。
皮脂やスタイリング剤をしっかり落とせる反面、洗浄力が強いため乾燥肌・敏感肌・カラーヘアや過剰ダメージ毛には不向きな面もあります。ただし、補修・保湿成分と組み合わせることでデメリットを補いやすく、配合濃度や処方設計によって仕上がりのコントロールが比較的容易です。生分解性が良好で環境負荷は低い部類に入りますが、精製度や濃度によっては眼刺激や皮膚バリア影響が出ることもあります。ベビーシャンプーに採用されるケースもある比較的安全性の高い洗浄剤ですが、敏感肌の方は他成分との組み合わせに注意が必要です。