Ingredient Analysis

フキ葉/茎エキス

植物由来成分 3件の商品に配合 ID: 87039
植物由来成分 植物・天然素材から抽出された自然由来成分
+0

安全性
+10

素材の品質
+5

使用感
基本情報
成分名フキ葉/茎エキス
慣用名・別名フキ葉/茎エキス
INCI名Petasites Japonicus Leaf/Stem Extract
化学式フラボノイド・ポリフェノール・クロロゲン酸・ピロリジジンアルカロイド類(複合混合物)
由来植物性
推奨配合濃度1〜5%
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ 植物由来成分
フキ葉/茎エキスの分子構造
分子構造・化学式イメージ
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +10
成分の素材品質・配合価値
安全性 +0
肌・頭皮への安全性
補修力 +15
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +25
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +10
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +5
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 +15
環境負荷・生分解性の評価

概要

日本原産のフキ(Petasites japonicus)の葉・茎から抽出した植物エキス。抗ヒスタミン作用・抗アレルギー効果を持つほか、保湿(エモリエント)作用により皮膚の柔軟性を保つ。フラボノイドやポリフェノールを含み、頭皮・肌の炎症を穏やかに鎮静する効果が期待される。

フキ葉/茎エキスの解析

フキ葉/茎エキスは、日本各地に自生するキク科の多年草・フキ(Petasites japonicus)の葉と茎を原料とする植物由来エキス。英名「バターバー(Butterbur)」とも呼ばれ、古くから民間薬・食用植物として親しまれてきた。

化粧品・ヘアケア分野では主に抗ヒスタミン作用・抗アレルギー効果が注目されており、肌や頭皮の過敏な炎症反応を抑え、かゆみや赤みを和らげる目的で配合される。フキに含まれるフラボノイド・ポリフェノール・クロロゲン酸などの活性成分が、ヒスタミン遊離抑制や抗酸化作用に関与するとされる。

また、エモリエント(保湿)作用として皮膚表面に薄い保護膜を形成し、水分蒸散を抑制して皮膚の柔軟性を維持する効果も報告されている。敏感肌・乾燥肌向け処方や、頭皮ケアシャンプー・スカルプトリートメントへの配合事例が見られる。

一方で、フキにはピロリジジンアルカロイド(PA)という肝毒性・発がん性が懸念される成分が含まれることが知られており、経口摂取では注意が必要。ただし化粧品への外用配合の場合はリスクは低いと考えられ、EU等の化粧品規制においても外用使用は許容されている。配合量は一般的に1%以下と少量であるため、安全性上の大きな懸念はないとされる。

抗老化・美白の観点では、抗酸化ポリフェノールによるメラニン生成抑制や酸化ダメージ軽減への寄与も期待できるが、エビデンスレベルは限定的。育毛・発毛への直接的な効果については研究データが乏しく、現時点では補助的な頭皮環境改善成分と位置づけるのが適切。

相性の良い成分

グリセリン ポリソルベート80 アラントイン