| 成分名 | フキ葉/茎エキス |
| 慣用名・別名 | フキ葉/茎エキス |
| INCI名 | Petasites Japonicus Leaf/Stem Extract |
| 化学式 | フラボノイド・ポリフェノール・クロロゲン酸・ピロリジジンアルカロイド類(複合混合物) |
| 由来 | 植物性 |
| 推奨配合濃度 | 1〜5% |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 化粧品成分基準収載 規制なし |
| カテゴリ | 植物由来成分 |
フキ葉/茎エキスは、日本各地に自生するキク科の多年草・フキ(Petasites japonicus)の葉と茎を原料とする植物由来エキス。英名「バターバー(Butterbur)」とも呼ばれ、古くから民間薬・食用植物として親しまれてきた。
化粧品・ヘアケア分野では主に抗ヒスタミン作用・抗アレルギー効果が注目されており、肌や頭皮の過敏な炎症反応を抑え、かゆみや赤みを和らげる目的で配合される。フキに含まれるフラボノイド・ポリフェノール・クロロゲン酸などの活性成分が、ヒスタミン遊離抑制や抗酸化作用に関与するとされる。
また、エモリエント(保湿)作用として皮膚表面に薄い保護膜を形成し、水分蒸散を抑制して皮膚の柔軟性を維持する効果も報告されている。敏感肌・乾燥肌向け処方や、頭皮ケアシャンプー・スカルプトリートメントへの配合事例が見られる。
一方で、フキにはピロリジジンアルカロイド(PA)という肝毒性・発がん性が懸念される成分が含まれることが知られており、経口摂取では注意が必要。ただし化粧品への外用配合の場合はリスクは低いと考えられ、EU等の化粧品規制においても外用使用は許容されている。配合量は一般的に1%以下と少量であるため、安全性上の大きな懸念はないとされる。
抗老化・美白の観点では、抗酸化ポリフェノールによるメラニン生成抑制や酸化ダメージ軽減への寄与も期待できるが、エビデンスレベルは限定的。育毛・発毛への直接的な効果については研究データが乏しく、現時点では補助的な頭皮環境改善成分と位置づけるのが適切。
3件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)