Ingredient Analysis

β-ラウリルアミノプロピオン酸ナトリウム

アニオン界面活性剤 3件の商品に配合 ID: 87042
アニオン界面活性剤 泡立て・洗浄を担う陰イオン性界面活性剤
+30

安全性
+10

素材の品質
+20

使用感
基本情報
成分名β-ラウリルアミノプロピオン酸ナトリウム
慣用名・別名ラウラミノプロピオン酸Na
INCI名Sodium Lauraminopropionate
化学式C15H30NNaO2
由来合成
推奨配合濃度1〜5%
適正pH域4.5〜7.0
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ アニオン界面活性剤
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
洗浄力 +40
皮脂・汚れへの洗浄・脱脂力
素材の品質 +10
成分の素材品質・配合価値
安全性 +30
肌・頭皮への安全性
補修力 +10
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +20
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +20
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +20
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 -10
環境負荷・生分解性の評価

概要

ラウリルアミンとアクリル酸エチルを原料に合成されたアミノ酸型両性界面活性剤(アニオン系)。低刺激性で起泡性・コンディショニング性・増粘性を併せ持ち、シャンプーやボディウォッシュの洗浄主剤・助剤として配合される。毛髪への帯電防止・コンディショニング効果も期待できる。

β-ラウリルアミノプロピオン酸ナトリウムの解析

β-ラウリルアミノプロピオン酸ナトリウム(INCI名:Sodium Lauraminopropionate)は、ラウリルアミンとアクリル酸エチルを反応させてラウリルアミノプロピオン酸エチルを得た後、水酸化ナトリウム水溶液で加水分解することによって製造されるアミノ酸型界面活性剤である。分子中にアミノ基とカルボキシル基を有し、pHによってアニオン性・両性の挙動を示す。

最大の特徴は低刺激性良好な泡立ちの両立にある。一般的なアニオン界面活性剤(硫酸系)と比較して皮膚・粘膜刺激が著しく低く、敏感肌向けシャンプーや低刺激処方のボディウォッシュに採用されるケースが多い。また、泡質がきめ細かくクリーミーで、シャンプー時の使用感を大きく左右する泡安定剤・増粘補助としても機能する。

コンディショニング効果も特筆される。洗浄成分でありながら毛髪表面に吸着し、帯電防止と指通り改善に寄与する。アミノ酸由来の構造が毛髪ケラチンとの親和性を高めるとされ、洗い流した後もまとまりやすい仕上がりをもたらす。また、ヒドロキシプロピルトリモニウム加水分解ケラチンなど特定のコンディショニング成分を安定配合するためのキャリア・安定化剤的役割でも利用される。

環境・安全面では天然系原料を出発物質としており、比較的生分解性が良好とされる。ただし製造工程でアクリル酸系原料を用いるため、完全な天然物由来とは言い難い。EWGスコアも比較的低く、安全性プロファイルは良好である。洗浄力はマイルドであるため、皮脂汚れの多いスカルプケアにはスルホン酸系・硫酸系との併用が一般的であり、単独主剤として用いる場合は配合量の調整が重要となる。

相性の良い成分

グリセリン ヒアルロン酸Na セタノール

相性の悪い成分・混合注意

強い陰イオン界面活性剤 強い陽イオン界面活性剤