| 成分名 | β-ラウリルアミノプロピオン酸ナトリウム |
| 慣用名・別名 | ラウラミノプロピオン酸Na |
| INCI名 | Sodium Lauraminopropionate |
| 化学式 | C15H30NNaO2 |
| 由来 | 合成 |
| 推奨配合濃度 | 1〜5% |
| 適正pH域 | 4.5〜7.0 |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 化粧品成分基準収載 規制なし |
| カテゴリ | アニオン界面活性剤 |
β-ラウリルアミノプロピオン酸ナトリウム(INCI名:Sodium Lauraminopropionate)は、ラウリルアミンとアクリル酸エチルを反応させてラウリルアミノプロピオン酸エチルを得た後、水酸化ナトリウム水溶液で加水分解することによって製造されるアミノ酸型界面活性剤である。分子中にアミノ基とカルボキシル基を有し、pHによってアニオン性・両性の挙動を示す。
最大の特徴は低刺激性と良好な泡立ちの両立にある。一般的なアニオン界面活性剤(硫酸系)と比較して皮膚・粘膜刺激が著しく低く、敏感肌向けシャンプーや低刺激処方のボディウォッシュに採用されるケースが多い。また、泡質がきめ細かくクリーミーで、シャンプー時の使用感を大きく左右する泡安定剤・増粘補助としても機能する。
コンディショニング効果も特筆される。洗浄成分でありながら毛髪表面に吸着し、帯電防止と指通り改善に寄与する。アミノ酸由来の構造が毛髪ケラチンとの親和性を高めるとされ、洗い流した後もまとまりやすい仕上がりをもたらす。また、ヒドロキシプロピルトリモニウム加水分解ケラチンなど特定のコンディショニング成分を安定配合するためのキャリア・安定化剤的役割でも利用される。
環境・安全面では天然系原料を出発物質としており、比較的生分解性が良好とされる。ただし製造工程でアクリル酸系原料を用いるため、完全な天然物由来とは言い難い。EWGスコアも比較的低く、安全性プロファイルは良好である。洗浄力はマイルドであるため、皮脂汚れの多いスカルプケアにはスルホン酸系・硫酸系との併用が一般的であり、単独主剤として用いる場合は配合量の調整が重要となる。
3件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)