| 成分名 | PCAイソステアリン酸PEG-10水添ヒマシ油 |
| INCI名 | PEG-10 Hydrogenated Castor Oil/Isostearate PCA |
| 由来 | 合成(植物由来原料を一部使用) |
| 推奨配合濃度 | 1〜5% |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 化粧品成分として使用可 |
| カテゴリ | ノニオン界面活性剤 |
PCAイソステアリン酸PEG-10水添ヒマシ油は、ノニオン(非イオン)性と両性の性質をあわせ持つ界面活性剤だ。界面活性剤とは、水と油のように本来なじまないものを混ぜ合わせる働きをもつ成分のことである。水添ヒマシ油(ヒマシ油に水素を加えて安定させた油)にPEG(水になじみやすくする成分)を結びつけ、PCAとイソステアリン酸を組み合わせている。合成成分だが、植物由来の原料も一部使われている。
配合の目的は、油分と水分を均一に混ぜる乳化や、油性成分を水に溶かし込む可溶化だ。主にW/O型(油の中に水の粒が分散するタイプ)の乳化に使われ、クレンジングやヘアスタイリング製品にも用いられる。この成分を含む商品の種類としては、現在シャンプーが確認されている。
安全性については、EUでの規制はなく、日本でも化粧品成分として使用できる。EUが表示を義務づけるアレルゲンにも該当せず、感作性(アレルギーを起こしやすい性質)の分類もされていない。一般には刺激性や感作性のリスクは低いとされるが、肌質によって合わないことはあり得るため、完全に安全とは言い切れない。
使う人が気にしやすい点としては、PEGを含むため、目のまわりに使う製品では念のため注意したい。シャンプーでは泡立ちや洗い上がりのなめらかさを整える補助役として少量入ることが多く、全成分表示の中での位置が後ろなら、配合量も多くないと見てよい。肌が敏感な人は、初めての製品で少量から試すと安心だ。
この成分が入っているからといって、よい悪いを決める必要はない。ほかの洗浄成分や保湿成分との組み合わせで、商品全体を見て選びたい。
1件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)