Ingredient Analysis

ドデシルベンゼンスルホン酸TEA液

アニオン界面活性剤 3件の商品に配合 ID: 87127
アニオン界面活性剤 泡立て・洗浄を担う陰イオン性界面活性剤
-40

安全性
-20

素材の品質
-30

使用感
基本情報
成分名ドデシルベンゼンスルホン酸TEA液
慣用名・別名ドデシルベンゼンスルホン酸TEA
INCI名TEA-Dodecylbenzenesulfonate
化学式C21H37NO3S(TEA塩)
分子量432.58 Da
由来合成
推奨配合濃度2〜5%
適正pH域5.5〜7.0
EWGスコア8/10
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載
カテゴリ アニオン界面活性剤
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
洗浄力 +50
皮脂・汚れへの洗浄・脱脂力
素材の品質 -20
成分の素材品質・配合価値
安全性 -40
肌・頭皮への安全性
補修力 +0
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 -40
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 -20
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 -30
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 -20
環境負荷・生分解性の評価

概要

ドデシルベンゼンスルホン酸とトリエタノールアミン(TEA)の塩からなるアニオン界面活性剤。洗浄力はラウリル硫酸Naを上回る水準で非常に強力だが、皮膚・頭皮への刺激性も強く、本来は工業用途・家庭用洗剤向けの成分。現在の日本製シャンプーではほぼ配合が見られなくなった。

ドデシルベンゼンスルホン酸TEA液の解析

ドデシルベンゼンスルホン酸TEA(TEA-Dodecylbenzenesulfonate)は、ドデシルベンゼンスルホン酸とトリエタノールアミン(TEA)の中和塩であるアニオン(陰イオン)界面活性剤です。直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩(LAS)の一種であり、工業用洗浄剤・食器用洗剤・住宅用洗剤などに広く使用されてきた歴史を持ちます。

その洗浄力はラウリル硫酸Na(SLS)を上回るとされており、皮脂や汚れを強力に除去できる反面、頭皮・肌の必要な脂質まで過剰に洗い落としてしまうリスクがあります。その結果、乾燥・かゆみ・フケ・炎症などの頭皮トラブルを引き起こす可能性が高く、敏感肌・乾燥肌・アトピー体質の方には特に不向きです。

環境面においても、ベンゼン環を含む構造から生分解性がやや低く、水生生物への毒性も懸念されています。EWGスコアも高めに分類されており、安全性評価の観点からも積極的に推奨できる成分ではありません。

現在、国内の主要シャンプーブランドではこの成分の使用は激減しており、残存する製品はごく一部(CLEARフォーメン等の一部ラインナップ)に限られます。もしドレッシングラベルにこの成分名を見かけた場合は、頭皮・肌への影響を十分に考慮したうえで選択することが推奨されます。洗浄力を求める場合でも、ラウレス硫酸Na・コカミドプロピルベタインなどの代替成分を含む製品を選ぶ方が得策です。

相性の良い成分

グリセリン ココイルグルタミン酸Na

相性の悪い成分・混合注意

カチオン界面活性剤 陽イオン高分子