Ingredient Analysis

ウンデシリアミドプロピルベタイン

アニオン界面活性剤 ID: 87136
アニオン界面活性剤 泡立て・洗浄を担う陰イオン性界面活性剤
+40

安全性
+20

素材の品質
+20

使用感
基本情報
成分名ウンデシリアミドプロピルベタイン
慣用名・別名ウンデシレナミドプロピルベタイン
INCI名Undecylenamidopropyl Betaine
化学式C18H35N2O3·内部塩(ベタイン構造)
分子量387.56 Da
由来半合成
推奨配合濃度1〜5%
適正pH域3.5〜7.0
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ アニオン界面活性剤
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
洗浄力 +30
皮脂・汚れへの洗浄・脱脂力
素材の品質 +20
成分の素材品質・配合価値
安全性 +40
肌・頭皮への安全性
補修力 +0
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +30
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +20
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +20
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 +20
環境負荷・生分解性の評価

概要

ウンデシリアミドプロピルベタインは、ウンデシレン酸(C11不飽和脂肪酸)由来の両性界面活性剤。マイルドな洗浄力と優れた粘度調整効果を持ち、抗菌・抗真菌作用も備える。頭皮への刺激が極めて少なく、フケ・かゆみ対策シャンプーの補助洗浄成分として利用される。

ウンデシリアミドプロピルベタインの解析

ウンデシリアミドプロピルベタイン(Undecylenamidopropyl Betaine)は、植物由来のウンデシレン酸(ウンデシル酸、C11:1不飽和脂肪酸)とアミドプロピルジメチルアミンを反応させ、さらにクロロ酢酸ナトリウムによりベタイン化して得られる両性界面活性剤である。コカミドプロピルベタインと同じベタイン系に属するが、炭素鎖が短く不飽和結合を持つウンデシレン酸を原料とする点が構造上の特徴だ。

洗浄力はマイルドで、単体よりもアニオン界面活性剤との組み合わせで補助洗浄成分として機能する。泡質を改善し、粘度調整効果も高いため配合設計がしやすい。また、他のベタイン系と比較してより優れた抗菌・抗真菌(特にカンジダ属・マラセチア属)活性を持つとされ、フケや頭皮の脂漏性皮膚炎対策シャンプーに積極的に採用される。

皮膚刺激性は低く、眼刺激性も穏やかなため、敏感肌・乾燥肌向け製品やベビーケア製品にも適している。帯電防止効果により毛髪のまとまりをサポートし、すすぎ時の指通り改善にも寄与する。

環境面では植物由来で生分解性が高く、環境負荷は比較的小さい。EWG評価も低リスク域に位置し、アレルギー報告はコカミドプロピルベタインより少ないとされるが、ベタイン系全般に対して感作歴のある肌には注意が必要。防腐剤フリー処方との相性が良く、コンディショニングシャンプーやスカルプケア製品での使用が増加傾向にある。

相性の良い成分

ココアンホプロピオン酸Na アミノ酸系界面活性剤 ピロクトンオラミン

相性の悪い成分・混合注意

強アルカリ性成分 高濃度陰イオン界面活性剤

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