| 成分名 | ウンデシリアミドプロピルベタイン |
| 慣用名・別名 | ウンデシレナミドプロピルベタイン |
| INCI名 | Undecylenamidopropyl Betaine |
| 化学式 | C18H35N2O3·内部塩(ベタイン構造) |
| 分子量 | 387.56 Da |
| 由来 | 半合成 |
| 推奨配合濃度 | 1〜5% |
| 適正pH域 | 3.5〜7.0 |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 化粧品成分基準収載 規制なし |
| カテゴリ | アニオン界面活性剤 |
ウンデシリアミドプロピルベタイン(Undecylenamidopropyl Betaine)は、植物由来のウンデシレン酸(ウンデシル酸、C11:1不飽和脂肪酸)とアミドプロピルジメチルアミンを反応させ、さらにクロロ酢酸ナトリウムによりベタイン化して得られる両性界面活性剤である。コカミドプロピルベタインと同じベタイン系に属するが、炭素鎖が短く不飽和結合を持つウンデシレン酸を原料とする点が構造上の特徴だ。
洗浄力はマイルドで、単体よりもアニオン界面活性剤との組み合わせで補助洗浄成分として機能する。泡質を改善し、粘度調整効果も高いため配合設計がしやすい。また、他のベタイン系と比較してより優れた抗菌・抗真菌(特にカンジダ属・マラセチア属)活性を持つとされ、フケや頭皮の脂漏性皮膚炎対策シャンプーに積極的に採用される。
皮膚刺激性は低く、眼刺激性も穏やかなため、敏感肌・乾燥肌向け製品やベビーケア製品にも適している。帯電防止効果により毛髪のまとまりをサポートし、すすぎ時の指通り改善にも寄与する。
環境面では植物由来で生分解性が高く、環境負荷は比較的小さい。EWG評価も低リスク域に位置し、アレルギー報告はコカミドプロピルベタインより少ないとされるが、ベタイン系全般に対して感作歴のある肌には注意が必要。防腐剤フリー処方との相性が良く、コンディショニングシャンプーやスカルプケア製品での使用が増加傾向にある。
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