Ingredient Analysis

ウンデシレンアミドプロピルトリモニウムメトサルフェート

カチオン界面活性剤 ID: 87140
カチオン界面活性剤 コンディショニング・帯電防止を担う陽イオン性界面活性剤
+20

安全性
+20

素材の品質
+30

使用感
基本情報
成分名ウンデシレンアミドプロピルトリモニウムメトサルフェート
INCI名Undecylenamidopropyl Trimonium Methosulfate
化学式C₁₉H₄₀N₂O₅S(推定)
由来半合成
推奨配合濃度0.5〜3%
適正pH域3.5〜7.0
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ カチオン界面活性剤
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +20
成分の素材品質・配合価値
安全性 +20
肌・頭皮への安全性
補修力 +10
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +30
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +40
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +30
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 -20
環境負荷・生分解性の評価

概要

ウンデシレンアミドプロピルトリモニウムメトサルフェートは、不飽和脂肪酸由来のウンデシレン酸を基にしたアミドプロピル型4級カチオン界面活性剤。帯電防止・コンディショニング作用に加え、抗菌・フケ防止特性を持ち、ヘアケア製品に配合される。分子内に抗菌活性を有するウンデシレノイル基を含む点が特徴的。

ウンデシレンアミドプロピルトリモニウムメトサルフェートの解析

ウンデシレンアミドプロピルトリモニウムメトサルフェートは、植物由来(主にヒマシ油)のウンデシレン酸(10-ウンデセン酸)を原料とするアミドプロピル型の第4級カチオン界面活性剤(クアタニウム系)である。化学構造的には、ウンデシレノイルアミドプロピル基に4級アンモニウム塩を付加し、対イオンとしてメトサルフェート(メチル硫酸塩)を持つ。

ヘアケア製品において、帯電防止(コンディショニング)効果を主目的として配合される。損傷を受けてマイナスに帯電した毛髪表面に対し、プラスに帯電したカチオン性基が静電気的に吸着し、キューティクルの保護・平滑化を促進。滑らかな指通りと扱いやすさの向上に寄与する。

ウンデシレン酸は古くから抗真菌・抗菌剤として知られており、ウンデシレノイル基を分子内に持つ本成分は、フケの原因とされるマラセチア菌に対する抑制作用が期待できる点が他の一般的なカチオン界面活性剤との差別化ポイントである。この特性からフケ防止シャンプーやスキャルプケア製品への応用が見られる。

安全性については、対イオンにクロリドではなくメトサルフェートを採用しており、塩化物比較で皮膚刺激が若干低いとされる一方、高濃度では刺激リスクが存在する。EWGスコアは中程度であり、一般に低〜中濃度での配合が推奨される。なお既存処方例ではメチルクロロイソチアゾリノン(MCI)やメチルイソチアゾリノン(MI)と組み合わせて使用されるケースがあるが、これらの防腐剤自体が高刺激性・感作性を持つため、スコアリング上も安全性に負の影響を加味している。

環境面では、生分解性は概ね良好とされるが、4級アンモニウム塩全般として水生生物への毒性リスクが指摘されており、環境負荷はやや高めに評価される。

相性の良い成分

グアーガム ヒドロキシプロピルメチルセルロース シアバター

相性の悪い成分・混合注意

陰イオン界面活性剤 高濃度アルコール

ウンデシレンアミドプロピルトリモニウムメトサルフェートを含む商品ランキング

この成分を含む解析済み商品は現在登録されていません。