| 成分名 | ミリストリイルメチル-β-アラニンナトリウム液 |
| 医薬部外品名 | ミリストリイルメチル-β-アラニンナトリウム液 |
| 慣用名・別名 | ミリストイルメチルアラニンNa |
| INCI名 | Sodium Myristoyl Methylaminopropionate |
| 化学式 | C₁₉H₃₆NNaO₃ |
| 分子量 | 287.38 Da |
| 由来 | 合成 |
| 推奨配合濃度 | 1〜5% |
| 適正pH域 | 4.5〜7.0 |
| EWGスコア | 5/10 |
| コメドジェニック度 | 1/5 |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 化粧品成分基準収載 |
| カテゴリ | アニオン界面活性剤 |
ミリストリイルメチル-β-アラニンナトリウム液は、脂肪酸(ミリスチン酸)とN-メチル-β-アラニンを縮合させたナトリウム塩の水溶液であり、アシルメチルアラニン塩(AMA)型に分類されるアミノ酸系アニオン界面活性剤です。類縁体であるラウロイルメチルアラニンNaと同様、生体アミノ酸骨格を持つことで皮膚・頭皮への刺激が少なく、低刺激処方のシャンプーや洗顔料に採用されます。
洗浄力と低刺激性のバランスが優れており、アミノ酸系洗浄剤の中では比較的高い洗浄・脱脂力を示しますが、一般的な硫酸系洗浄剤と比べると皮膚刺激性は大幅に低く抑えられています。弱酸性条件下で最大の起泡力を発揮し、泡質はクリーミーで肌なじみが良く、洗い上がりにべたつきが残りにくいのが特徴です。
N-メチル化によって分子内水素結合の形成が抑制されるため水溶性が著しく向上しており、硬水中でも安定した泡立ち・洗浄力を維持できます(耐硬水性)。両性界面活性剤やカチオン化ポリマーとの組み合わせによって増粘効果・コンディショニング効果の相乗作用が得られ、処方の自由度が高い成分です。
環境面では生分解性が良好とされ、アミノ酸由来の原料を用いることからサステナブル化粧品への採用例も増えています。一方、脱脂力が高い他の洗浄剤と組み合わせた場合や中性〜弱アルカリ性処方では過剰な脱脂につながる可能性があるため、処方全体の設計に注意が必要です。粘膜刺激性はある程度存在しますが、適切な濃度と処方設計のもとでは安全性は高い水準にあります。
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