| 成分名 | ラウロイルメチルタウリンナトリウム |
| 医薬部外品名 | ラウロイルメチルタウリンナトリウム |
| 慣用名・別名 | ラウロイルメチルタウリンNa |
| INCI名 | SODIUM METHYL LAUROYL TAURATE |
| 化学式 | C₁₅H₂₈NNaO₄S |
| 分子量 | 443.54 Da |
| 由来 | 半合成 |
| 推奨配合濃度 | 5〜15% |
| 適正pH域 | 3.5〜8.0 |
| EWGスコア | 3/10 |
| コメドジェニック度 | 1/5 |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 化粧品成分基準収載 規制なし |
| カテゴリ | アニオン界面活性剤 |
ラウロイルメチルタウリンナトリウムは、ヤシ油由来のラウリン酸とアミノ酸の一種であるN-メチルタウリンを結合させたアミド型のナトリウム塩で、アミノ酸系アニオン界面活性剤に分類される洗浄成分です。化粧品表示名称としては「ラウロイルメチルタウリンNa」、INCIでは「SODIUM METHYL LAUROYL TAURATE」と表記されます。
本成分最大の特徴は卓越した低刺激性です。皮膚刺激・粘膜刺激が極めて低く、ベビーシャンプーにも採用されるほどの安全性を誇ります。従来のアミノ酸系洗浄剤に比べてpH依存性が低く、弱酸性から微アルカリ性領域まで安定した泡立ちを発揮できる点が大きな優位性です。ラウレス硫酸ナトリウム(SLES)のような硫酸系洗浄剤と配合する際の補助洗浄剤としても、単独の主洗浄剤としても幅広く活用されています。
洗浄力は適度なレベルで過剰な脱脂を抑制するため、乾燥肌・敏感肌向けシャンプーや洗顔料に特に適しています。pHをアルカリ側に傾けることで脱脂力を高める設計も可能で、処方の柔軟性も高い成分です。環境面では生分解性が比較的良好とされており、バイオベース由来原料を使用する点でも評価されます。
コンディショニング効果や補修力そのものは限定的ですが、過剰な洗浄によるダメージを抑えることで間接的に頭皮・髪の健康維持に貢献します。ラウレス硫酸塩系との相乗効果(シナジー)が期待でき、刺激低減と泡立ち向上に寄与します。アミノ酸系洗浄剤の中でも特にコストパフォーマンスと使い勝手のバランスが良く、現代のマイルド処方シャンプー・スキンケア洗浄剤に欠かせない成分の一つです。