| 成分名 | ミリスチル硫酸Na |
| 医薬部外品名 | ミリスチル硫酸ナトリウム |
| INCI名 | SODIUM MYRISTYL SULFATE |
| 化学式 | C14H29NaO4S |
| 分子量 | 288.38 Da |
| 由来 | 半合成 |
| 推奨配合濃度 | 1〜5% |
| 適正pH域 | 5.5〜8.0 |
| EWGスコア | 6/10 |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 化粧品成分基準収載 規制なし |
| カテゴリ | アニオン界面活性剤 |
ミリスチル硫酸Na(Sodium Myristyl Sulfate)は、炭素数14の直鎖脂肪アルコールであるミリスチルアルコールを硫酸エステル化し、ナトリウム塩にしたアニオン(陰イオン)界面活性剤である。分子量は316.43、CAS番号は1191-50-0。白色〜淡黄色のフレーク状固体で、水への溶解性は中程度。
同ファミリーのラウリル硫酸Na(SLS/C12)よりも炭素鎖が長い分、洗浄力・起泡力は高温条件下で特に発揮される特性を持つ。低温では溶解性がやや低下するため、温熱系処方や泡立ちを重視した製品に採用されることが多い。医薬部外品原料規格にも収載されており、シャンプー・リンス・薬用石鹸・染毛剤・はみがき類など幅広い用途に使用が認められている。
一方で、アルキル硫酸塩全般に共通する皮膚・頭皮への刺激性が懸念される。角質層のバリア機能を損ない、過剰使用では乾燥や炎症を引き起こすリスクがある。特に敏感肌や乾燥肌には注意が必要であり、配合濃度は一般的に1〜15%程度に留められることが多い。EWGスコアは比較的高めに評価される傾向にある。
環境面では、生分解性はアニオン界面活性剤として比較的良好とされるが、水生生物への毒性が指摘されており、排水処理の観点からは負荷が皆無ではない。近年はSLSの代替や高泡立ちを求める処方での選択肢として注目されるが、低刺激・スキンケア志向の市場ではマイルドな界面活性剤へのシフトが進んでいる。
3件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)