Ingredient Analysis

ミリスチル硫酸Na

アニオン界面活性剤 3件の商品に配合 ID: 87239
アニオン界面活性剤 泡立て・洗浄を担う陰イオン性界面活性剤
-25

安全性
+0

素材の品質
-20

使用感
基本情報
成分名ミリスチル硫酸Na
医薬部外品名ミリスチル硫酸ナトリウム
INCI名SODIUM MYRISTYL SULFATE
化学式C14H29NaO4S
分子量288.38 Da
由来半合成
推奨配合濃度1〜5%
適正pH域5.5〜8.0
EWGスコア6/10
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ アニオン界面活性剤
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
洗浄力 +35
皮脂・汚れへの洗浄・脱脂力
素材の品質 +0
成分の素材品質・配合価値
安全性 -25
肌・頭皮への安全性
補修力 +0
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 -20
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 -15
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 -20
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 -15
環境負荷・生分解性の評価

概要

ミリスチル硫酸Naは、炭素数14の脂肪アルコール(ミリスチルアルコール)の硫酸エステルナトリウム塩からなるアニオン界面活性剤。高温域で優れた起泡力・洗浄力を発揮し、シャンプーや洗顔料などに配合される。皮膚刺激性があるため、濃度管理が重要。

ミリスチル硫酸Naの解析

ミリスチル硫酸Na(Sodium Myristyl Sulfate)は、炭素数14の直鎖脂肪アルコールであるミリスチルアルコールを硫酸エステル化し、ナトリウム塩にしたアニオン(陰イオン)界面活性剤である。分子量は316.43、CAS番号は1191-50-0。白色〜淡黄色のフレーク状固体で、水への溶解性は中程度。

同ファミリーのラウリル硫酸Na(SLS/C12)よりも炭素鎖が長い分、洗浄力・起泡力は高温条件下で特に発揮される特性を持つ。低温では溶解性がやや低下するため、温熱系処方や泡立ちを重視した製品に採用されることが多い。医薬部外品原料規格にも収載されており、シャンプー・リンス・薬用石鹸・染毛剤・はみがき類など幅広い用途に使用が認められている。

一方で、アルキル硫酸塩全般に共通する皮膚・頭皮への刺激性が懸念される。角質層のバリア機能を損ない、過剰使用では乾燥や炎症を引き起こすリスクがある。特に敏感肌や乾燥肌には注意が必要であり、配合濃度は一般的に1〜15%程度に留められることが多い。EWGスコアは比較的高めに評価される傾向にある。

環境面では、生分解性はアニオン界面活性剤として比較的良好とされるが、水生生物への毒性が指摘されており、排水処理の観点からは負荷が皆無ではない。近年はSLSの代替や高泡立ちを求める処方での選択肢として注目されるが、低刺激・スキンケア志向の市場ではマイルドな界面活性剤へのシフトが進んでいる。

相性の良い成分

増粘剤 キレート剤

相性の悪い成分・混合注意

カチオン界面活性剤 タンパク質系成分