| 成分名 | アスタキサンチン液 |
| 医薬部外品名 | アスタキサンチン液 |
| 慣用名・別名 | アスタキサンチン |
| INCI名 | Astaxanthin |
| 化学式 | C40H52O4 |
| 分子量 | 596.84 Da |
| 由来 | 植物性,動物性 |
| 推奨配合濃度 | 0.001〜0.1% |
| 適正pH域 | 3.5〜7.0 |
| コメドジェニック度 | 1/5 |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 医薬部外品承認成分 化粧品成分基準収載 |
| カテゴリ | 成分 |
アスタキサンチン液とは、カロテノイドの一種「アスタキサンチン」を規定濃度に調製した医薬部外品用の液状原料である。化粧品表示名「アスタキサンチン」と同一物質を指し、ヘマトコッカス藻(Haematococcus pluvialis)由来またはオキアミ由来のものが主流。近年は規制改正により、由来を問わず「アスタキサンチン」表示が可能となった。
最大の特徴はその圧倒的な抗酸化力。β-カロテンの約40倍、ビタミンCの約6000倍ともいわれる一重項酸素消去能を発揮する。これは分子の両端に存在するヒドロキシ基とカルボニル基、そして長鎖の共役二重結合システムが協働して活性酸素を効率よく捕捉するためだ。脂溶性かつ両親媒性という特異な構造により、細胞膜内外にまたがって機能できる点も他のカロテノイドにはない強みである。
スキンケア面では、紫外線由来の活性酸素を消去することで光老化・シミ・シワの予防に寄与する。また、抗炎症作用により皮膚の赤みや炎症を鎮め、頭皮環境においては皮脂の酸化を抑制することで白髪予防や頭皮老化対策への期待も高まっている。保湿効果も報告されており、乾燥肌改善にも活用される。サーモンやエビが紫外線の強い環境でも皮膚ダメージを受けにくいのは、体内に豊富なアスタキサンチンを蓄積しているためと考えられており、まさに「自然界の日焼け止め」的な役割を担う成分だ。
安全性については皮膚刺激性・感作性ともに低く、天然由来成分として広く受け入れられている。ただし脂溶性が高いため、水系製剤への配合には可溶化技術が必要。また強い着色力(赤橙色)を持つため、製品の色調設計にも影響を与える。ビタミンC・コエンザイムQ10・レチノールとの組み合わせで抗老化シナジーが期待される。経口・経皮の両ルートで活用される点も特異的で、サプリメントとスキンケアの掛け合わせが最も効果的とする医療機関の見解も増えている。
2件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)