| 成分名 | ヤシ油脂肪酸エチルエステルスルホン酸ナトリウム |
| 慣用名・別名 | ヤシ油脂肪酸エチルエステルスルホン酸ナトリウム |
| INCI名 | Sodium Cocoyl Isethionate |
| 化学式 | C₁₂H₂₃COO(CH₂)₂SO₃Na(ラウロイル体主体の混合物) |
| 由来 | 植物性 |
| 推奨配合濃度 | 1〜3% |
| 適正pH域 | 4.5〜7.0 |
| EWGスコア | 3/10 |
| コメドジェニック度 | 1/5 |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 化粧品成分基準収載 規制なし |
| カテゴリ | アニオン界面活性剤 |
ヤシ油脂肪酸エチルエステルスルホン酸ナトリウム(別名:ココイルイセチオン酸Na / Sodium Cocoyl Isethionate)は、ヤシ油由来の脂肪酸とイセチオン酸ナトリウムをエステル結合させたアニオン界面活性剤です。1929年に石鹸改良素材として開発された歴史ある成分で、シャンプー・ボディソープ・洗顔料・アミノ酸石けんなど幅広い洗浄製品に配合されています。
最大の特徴は石鹸に近いクリーミィで豊かな泡立ちでありながら、脱脂力が比較的穏やかな点です。硬水条件でも安定した泡立ちを示し、洗い上がりはマイルドでしっとりとした感触が得られます。皮膚や毛髪に対して軽度の保湿効果も持ち、洗浄後のツッパリ感を軽減します。
安全性については、8%以下の濃度で皮膚刺激性がほとんどなく、眼刺激性も軽度にとどまるとされており、皮膚感作性(アレルギー性)もほぼ認められません。通常のリンスオフ製品として使用する範囲では安全性に問題のない成分と評価されています。EWGスコアは1〜2程度とされており、低リスク成分に分類されます。
一方で単体での洗浄力はさほど高くなく、主剤(ラウレス硫酸Naなど)と組み合わせた補助的な位置づけで配合されることが多いです。pH弱酸性〜中性域で安定して機能し、アミノ酸系界面活性剤との相性も良好です。生分解性が高く、自然環境への負荷が低い点でも優れており、環境配慮型処方での採用が増えています。
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