Ingredient Analysis

ケイヒ酸アミドプロピルトリモニウムクロリド

カチオン界面活性剤 ID: 87543
カチオン界面活性剤 コンディショニング・帯電防止を担う陽イオン性界面活性剤
+20

安全性
+20

素材の品質
+30

使用感
基本情報
成分名ケイヒ酸アミドプロピルトリモニウムクロリド
INCI名Cinnamidopropyltrimonium Chloride
化学式C₁₃H₁₆NO・(CH₂)₃・N⁺(CH₃)₃Cl⁻(概略)
由来半合成
推奨配合濃度0.5〜3%
適正pH域3.5〜7.0
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ カチオン界面活性剤
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +20
成分の素材品質・配合価値
安全性 +20
肌・頭皮への安全性
補修力 +15
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +15
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +35
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +30
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 -20
環境負荷・生分解性の評価

概要

ケイヒ酸(シナモン由来)を骨格に持つカチオン界面活性剤。第4級アンモニウム塩構造によりアニオン電荷を持つ毛髪・肌表面に吸着し、コンディショニング・帯電防止効果を発揮する。透明処方への適用も可能で、増粘補助効果もある。ケイヒ酸由来の抗菌・抗酸化特性を一部併せ持つとされる。

ケイヒ酸アミドプロピルトリモニウムクロリドの解析

ケイヒ酸アミドプロピルトリモニウムクロリドは、シナモン(ケイヒ)由来のケイヒ酸(桂皮酸、Cinnamic Acid)を疎水性骨格とし、アミドプロピル鎖を介して第4級アンモニウム基(トリモニウムクロリド)を結合させたカチオン界面活性剤である。化学的にはアシルアミドアルキル型第4級アンモニウム塩に分類される。

負に帯電した毛髪・頭皮・肌表面にイオン的に吸着し、コンディショニング・帯電防止・平滑化効果をもたらす。同類のパルミタミドプロピルトリモニウムクロリドや従来のベヘントリモニウムクロリドと比較すると炭素鎖が短くやや刺激リスクが懸念されるが、植物由来アミド構造であることが特徴である。

ケイヒ酸自体は抗菌・抗酸化・抗炎症活性が知られており、その誘導体である本成分もわずかながらそれらの特性を継承する可能性が示唆されるが、第4級アンモニウム化による変化があるため過度な期待は禁物。

一方で、第4級アンモニウム塩全般に共通するリスクとして、過剰使用・蓄積による毛髪硬化・頭皮刺激・アレルギー反応が報告されており、特に敏感肌・アトピー素因のある人への使用には注意が必要。生分解性は脂肪酸エステル系に比べやや劣るとされ、環境負荷はやや高い。透明処方や低粘度処方への適合性が高く、ヘアコンディショナー・トリートメント・ヘアミスト等に配合される。

相性の良い成分

アニオン性界面活性剤 ポリマー シルク由来成分

相性の悪い成分・混合注意

強酸性成分 高濃度アルコール

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