Ingredient Analysis

N-アシル-L-グルタミン酸ナトリウム

アニオン界面活性剤 5件の商品に配合 ID: 87568
アニオン界面活性剤 泡立て・洗浄を担う陰イオン性界面活性剤
+50

安全性
+20

素材の品質
+20

使用感
基本情報
成分名N-アシル-L-グルタミン酸ナトリウム
医薬部外品名N-ヤシ油脂肪酸アシル-L-グルタミン酸ナトリウム
慣用名・別名ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸Na
INCI名Sodium Cocoyl Glutamate
化学式C₁₂₋₁₈脂肪酸とL-グルタミン酸のN-アシル縮合物ナトリウム塩(混合物)
由来半合成
推奨配合濃度2〜10%
適正pH域4.5〜7.0
EWGスコア1/10
コメドジェニック度0/5
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ アニオン界面活性剤
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
洗浄力 +40
皮脂・汚れへの洗浄・脱脂力
素材の品質 +20
成分の素材品質・配合価値
安全性 +50
肌・頭皮への安全性
補修力 +10
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +30
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +20
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +20
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 +40
環境負荷・生分解性の評価

概要

ヤシ油脂肪酸とL-グルタミン酸の縮合物ナトリウム塩。アミノ酸系アニオン界面活性剤の代表格で、弱酸性・低刺激・穏やかな洗浄力が特徴。皮膚や粘膜への刺激がきわめて少なく、洗い上がりのしっとり感が高い。単体では起泡力がやや弱く、補助洗浄剤との併用が一般的。

N-アシル-L-グルタミン酸ナトリウムの解析

ヤシ油脂肪酸とL-グルタミン酸を縮合させたナトリウム塩で、アシルグルタミン酸塩(AG)に分類されるアミノ酸系アニオン界面活性剤。INCI名はSodium Cocoyl Glutamate。医薬部外品表示名は「N-ヤシ油脂肪酸アシル-L-グルタミン酸ナトリウム」。洗顔料、シャンプー、ボディソープ、クレンジング、ハンドソープなど多岐にわたる洗浄製品に使用される。

最大の特長は皮膚・粘膜への刺激がきわめて低いこと。アニオン界面活性剤の中でもトップクラスの低刺激性を持ち、ベビーシャンプーにも広く採用される。弱酸性領域で処方できるため皮膚のpHに近い環境を維持でき、バリア機能を乱しにくい。また脱脂力が穏やかで、必要な皮脂・水分を残しながら洗浄するため、乾燥肌・敏感肌・エイジングケア志向の製品に特に適している。

洗浄後のなめらかさとしっとり感はアミノ酸系洗浄剤の中でも最上位クラス。コンディショニング作用があり、髪・頭皮・肌に潤いを残す。一方で起泡力はやや弱く、汚れや皮脂が多い状況では泡立ちが消失しやすいという弱点がある。このため実処方ではコカミドプロピルベタインやラウリルグルコシドなどの補助界面活性剤と組み合わせて使用されることがほとんど。

耐硬水性にも優れ、硬水地域でも洗浄力・泡立ちが安定する。植物由来原料を使用するため環境負荷は比較的低めだが、製造コストが高く、価格帯は一般的な洗浄剤より上位になりやすい。EWGスコアは1〜2で安全性評価は高い。乳化安定化補助の機能も持ち、スキンケア製品や化粧下地への配合実績もある。

相性の良い成分

ココイルメチルタウリンナトリウム ラウロイルメチルアラニンNa ベタイン

相性の悪い成分・混合注意

強アルカリ調整剤 金属イオン