| 成分名 | ラウリルサルコシンTEA |
| 医薬部外品名 | ラウロイルサルコシンナトリウム液 |
| 慣用名・別名 | ラウロイルサルコシンナトリウム |
| INCI名 | TEA-Lauroyl Sarcosinate |
| 化学式 | C18H36N2O5(TEA塩) |
| 分子量 | 293.41 Da |
| 由来 | 合成 |
| 推奨配合濃度 | 1〜3% |
| 適正pH域 | 3.5〜7.5 |
| EWGスコア | 4/10 |
| コメドジェニック度 | 1/5 |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 化粧品成分基準収載 規制なし |
| カテゴリ | アニオン界面活性剤 |
ラウロイルサルコシンTEAは、ラウリン酸とN-メチルグリシン(サルコシン)を原料とするアニオン(陰イオン)界面活性剤で、アミノ酸系洗浄剤に分類される。TEAはトリエタノールアミンを意味し、塩の形で配合されることで安定性と水溶性を高めている。
最大の特徴は殺菌性を持つ点で、歯磨き粉の殺菌・起泡成分として広く使用されていることからもその強さが窺える。アミノ酸系洗浄剤の中では洗浄力・脱脂力が比較的強めであり、泡立ちが良く使用感はマイルドに感じられるが、実際の皮脂への作用は穏やかなアミノ酸系(例:ラウロイルグルタミン酸Na)より攻撃的とされる。
頭皮ケアの観点では、殺菌力による常在菌バランスの乱れや、過度な脱脂によるバリア機能低下・乾燥が懸念される。健常な頭皮には多様な常在菌が共生しており、この成分の殺菌力は有害菌だけでなく有益菌にも作用する可能性がある。脂漏性皮膚炎などで皮脂過剰や殺菌が必要な場合には有効性を示す場面もあるが、日常的な使用には慎重な選択が求められる。
使用感としては泡立ちが豊かでしっとりした仕上がりを与えるが、体質によっては乾燥や刺激感を生じることがある。1940年代から使用実績があり、リンスオフ製品での安全性は概ね確認されているものの、頭皮環境への長期的影響を考慮すると、配合量や他成分とのバランスが重要。