| 成分名 | ラウロイルグルタミン酸K |
| 医薬部外品名 | N-ラウロイル-L-グルタミン酸カリウム |
| 慣用名・別名 | ラウロイルグルタミン酸カリウム |
| INCI名 | Potassium Lauroyl Glutamate |
| 化学式 | C17H30NO5K |
| 分子量 | 317.35 Da |
| 由来 | 半合成 |
| 推奨配合濃度 | 2〜10% |
| 適正pH域 | 4.5〜7.0 |
| EWGスコア | 2/10 |
| コメドジェニック度 | 1/5 |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 化粧品成分基準収載 規制なし |
| カテゴリ | アニオン界面活性剤 |
ラウロイルグルタミン酸Kは、アミノ酸の一種グルタミン酸とヤシ油由来の脂肪酸ラウリン酸を縮合したアミノ酸系アニオン界面活性剤のカリウム塩(K塩)である。Na塩(ラウロイルグルタミン酸Na)と基本構造は同一であり、対イオンがナトリウムからカリウムに置き換わった形態。K塩はNa塩に比べてやや水溶性・溶解性が高く、液状製剤への配合適性に優れる傾向がある。
本成分の最大の特徴は高い生体親和性にある。肌や髪の構成成分であるアミノ酸骨格を持つため、皮膚・頭皮への刺激が極めて低く、敏感肌・乾燥肌向けシャンプーや洗顔料に積極的に採用される。洗浄機構は穏やかなミセル形成による汚れの包摂であり、硫酸系界面活性剤のような過剰な脱脂を起こしにくい。
pH緩衝作用により弱酸性領域(pH5.5〜7.5)での処方安定性に寄与し、肌本来のバリア機能をサポートする。洗浄後に保湿感・しっとり感が残るエモリエント様効果も報告されており、コンディショニング効果との相乗が期待できる。泡質はきめ細かいが泡量は控えめなため、ラウロイルメチルアラニンNaやコカミドプロピルベタインとの組み合わせで補完されることが多い。
安全性面ではEWGスコア1相当、コメドジェニック度も低く、EU・日本ともに規制成分ではない。環境面ではアミノ酸由来の生分解性は比較的良好だが、製造工程由来の環境負荷はやや存在する。
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