| 成分名 | ラウロイルグリシンNa |
| 医薬部外品名 | N-ラウロイルグリシンナトリウム |
| 慣用名・別名 | ラウロイルグリシンナトリウム |
| INCI名 | Sodium Lauroyl Glycinate |
| 化学式 | C14H26NNaO3 |
| 分子量 | 287.37 Da |
| 由来 | 半合成 |
| 推奨配合濃度 | 2〜10% |
| 適正pH域 | 4.5〜7.0 |
| EWGスコア | 3/10 |
| コメドジェニック度 | 1/5 |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 化粧品成分基準収載 規制なし |
| カテゴリ | アニオン界面活性剤 |
ラウロイルグリシンNa(Sodium Lauroyl Glycinate)は、ヤシ油由来のラウリン酸と最もシンプルなアミノ酸であるグリシンを縮合させたアミノ酸系アニオン界面活性剤。化粧品・ヘアケア製品において洗浄成分として広く使用されている。
アミノ酸系の中でもグリシン系は泡立ちと洗浄力が比較的高めで、グルタミン酸系と比べてさっぱりとした仕上がりが特徴。一方でしっとり感はやや控えめで、洗い上がりにキシキシ感を感じやすい傾向がある。このため、単独使用よりもコカミドプロピルベタインやグルタミン酸系成分とのブレンド処方で使われることが多い。
安全性については、合成界面活性剤(ラウリル硫酸Na等)と比べ皮膚刺激性・タンパク質変性能が低く、弱酸性処方(pH5〜7程度)で低刺激性を発揮する。EWGスコアも低く、敏感肌向け処方にも採用される。生体構成アミノ酸由来であるため親和性が高い点も評価される。
ラウロイル基(C12)は洗浄力と刺激性のバランスが良好な鎖長であり、グリシン部分は分子量が小さいため界面活性能を効率よく発揮する。ただし、グルタミン酸系やアラニン系と比較するとコンディショニング・保湿効果はやや劣る。環境面では生分解性は比較的良好とされるが、合成プロセスを経るため完全なグリーン成分とはいえない。