Ingredient Analysis

ヤシ油脂肪酸サルコシンナトリウム液

アニオン界面活性剤 1件の商品に配合 ID: 88370
アニオン界面活性剤 泡立て・洗浄を担う陰イオン性界面活性剤
-20

安全性
+10

素材の品質
-15

使用感
基本情報
成分名ヤシ油脂肪酸サルコシンナトリウム液
医薬部外品名ヤシ油脂肪酸サルコシンナトリウム液
慣用名・別名ヤシ油脂肪酸サルコシンNa液
INCI名Sodium Cocoyl Sarcosinate
化学式C₁₅H₂₈NNaO₃(ラウロイル体の場合)
由来半合成
推奨配合濃度2〜5%
適正pH域5.5〜7.5
EWGスコア4/10
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ アニオン界面活性剤
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
洗浄力 +40
皮脂・汚れへの洗浄・脱脂力
素材の品質 +10
成分の素材品質・配合価値
安全性 -20
肌・頭皮への安全性
補修力 +0
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 -15
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 -10
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 -15
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 +20
環境負荷・生分解性の評価

概要

ヤシ油脂肪酸とサルコシン(N-メチルグリシン)を縮合したアミノ酸系アニオン界面活性剤。洗浄・起泡目的で配合されるが、アミノ酸系の中では刺激・脱脂力がやや強く、殺菌性も持つ。補助洗浄成分として使われることが多く、単独メイン成分としての使用は少ない。

ヤシ油脂肪酸サルコシンナトリウム液の解析

ヤシ油脂肪酸サルコシンナトリウム液(ココイルサルコシンNa)は、ヤシ油由来脂肪酸の塩化物と生体内代謝中間体であるサルコシン(N-メチルグリシン)を縮合させたアニオン界面活性剤です。アシルサルコシン塩(Acyl Sarcosinate)に分類され、医薬部外品表示名ではヤシ油脂肪酸サルコシンナトリウム液、INCI名ではSodium Cocoyl Sarcosinateと表記されます。

アミノ酸系界面活性剤に分類されるため一見マイルドな印象を受けますが、同カテゴリの代表格であるラウロイルグルタミン酸NaやラウロイルメチルアラニンNaと比較すると脱脂力・刺激性がやや高めです。殺菌性を持つことから歯磨き粉の殺菌成分としても広く配合されており、この点が通常のアミノ酸系洗浄成分との大きな違いです。頭皮や肌に対して必ずしも穏やかとは言えず、乾燥肌・敏感肌の方には適さない場合があります。

石けんと比較した場合は耐硬水性に優れ、pH依存性が低いため安定した洗浄力を発揮しやすい点はメリットです。泡立ちも良く、補助洗浄・起泡成分として各種洗浄製品に配合されることが多いですが、単独のメイン洗浄成分として採用される例は少ないです。

生分解性は比較的良好で環境負荷は低い部類に入りますが、頭皮や毛髪への過度な脱脂・殺菌作用により頭皮環境のバランスを崩す可能性があるため、高濃度配合や連続使用には注意が必要です。70年以上の使用実績があり、5%以下の濃度では皮膚刺激性・感作性ともに低いとされますが、洗い流し製品での短時間使用を前提とした評価であることに留意が必要です。

相性の良い成分

ココイルグルタミン酸TEA ラウリン酸ポリグリセリル-10

相性の悪い成分・混合注意

強い陽イオン界面活性剤 高濃度のキレート剤

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