| 成分名 | ヤシ油脂肪酸サルコシンナトリウム液 |
| 医薬部外品名 | ヤシ油脂肪酸サルコシンナトリウム液 |
| 慣用名・別名 | ヤシ油脂肪酸サルコシンNa液 |
| INCI名 | Sodium Cocoyl Sarcosinate |
| 化学式 | C₁₅H₂₈NNaO₃(ラウロイル体の場合) |
| 由来 | 半合成 |
| 推奨配合濃度 | 2〜5% |
| 適正pH域 | 5.5〜7.5 |
| EWGスコア | 4/10 |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 化粧品成分基準収載 規制なし |
| カテゴリ | アニオン界面活性剤 |
ヤシ油脂肪酸サルコシンナトリウム液(ココイルサルコシンNa)は、ヤシ油由来脂肪酸の塩化物と生体内代謝中間体であるサルコシン(N-メチルグリシン)を縮合させたアニオン界面活性剤です。アシルサルコシン塩(Acyl Sarcosinate)に分類され、医薬部外品表示名ではヤシ油脂肪酸サルコシンナトリウム液、INCI名ではSodium Cocoyl Sarcosinateと表記されます。
アミノ酸系界面活性剤に分類されるため一見マイルドな印象を受けますが、同カテゴリの代表格であるラウロイルグルタミン酸NaやラウロイルメチルアラニンNaと比較すると脱脂力・刺激性がやや高めです。殺菌性を持つことから歯磨き粉の殺菌成分としても広く配合されており、この点が通常のアミノ酸系洗浄成分との大きな違いです。頭皮や肌に対して必ずしも穏やかとは言えず、乾燥肌・敏感肌の方には適さない場合があります。
石けんと比較した場合は耐硬水性に優れ、pH依存性が低いため安定した洗浄力を発揮しやすい点はメリットです。泡立ちも良く、補助洗浄・起泡成分として各種洗浄製品に配合されることが多いですが、単独のメイン洗浄成分として採用される例は少ないです。
生分解性は比較的良好で環境負荷は低い部類に入りますが、頭皮や毛髪への過度な脱脂・殺菌作用により頭皮環境のバランスを崩す可能性があるため、高濃度配合や連続使用には注意が必要です。70年以上の使用実績があり、5%以下の濃度では皮膚刺激性・感作性ともに低いとされますが、洗い流し製品での短時間使用を前提とした評価であることに留意が必要です。
1件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)