| 成分名 | ソイアミドプロピルコニウムクロリド |
| INCI名 | Soyamidopropyl Ethyldimonium Ethosulfate |
| 由来 | 半合成 |
| 推奨配合濃度 | 1〜3% |
| 適正pH域 | 3.5〜7.0 |
| コメドジェニック度 | 2/5 |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 化粧品成分基準収載 規制なし |
| カテゴリ | カチオン界面活性剤 |
ソイアミドプロピルコニウムクロリド(Soyamidopropyl Ethyldimonium Ethosulfate)は、大豆油(ソイ)脂肪酸から誘導されたアミドプロピル基を持つ第四級アンモニウム塩型カチオン界面活性剤である。一般的なベヘントリモニウムクロリドやステアルトリモニウムクロリドと同様に、負に帯電した毛髪表面にイオン吸着し、キューティクルを滑らかに整え、コンディショニング・柔軟化効果を発揮する。
大豆由来という植物性原料を使用している点が特徴で、パーム油や牛脂由来の成分と比べて環境負荷や持続可能性の観点でやや優れるとされる。また、ダイズ由来の脂肪酸構造はリノール酸・オレイン酸を含み、毛髪への馴染みやすさに貢献する可能性がある。
一方で、第四級アンモニウム塩共通の懸念として、頭皮・粘膜への刺激性が挙げられる。濃度が高い場合や流し残しがある場合、肌荒れ・湿疹を引き起こすリスクがある。洗い流すことが前提の処方では比較的安全に使用できるが、敏感肌・アレルギー体質の方には注意が必要である。
EWGスコアは中程度のリスクとされており、CIR(米国化粧品成分評価委員会)においても類縁のカチオン剤同様に一定の使用制限下での安全性が認められている。処方上はアニオン界面活性剤との配合禁忌に注意が必要で、中性〜弱酸性のpH域で安定する。シリコーンや油性成分との組み合わせで相乗的に平滑性・光沢を高める効果が期待できる。
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