Ingredient Analysis

ソイアミドプロピルコニウムクロリド

カチオン界面活性剤 ID: 88409
カチオン界面活性剤 コンディショニング・帯電防止を担う陽イオン性界面活性剤
-15

安全性
+20

素材の品質
+35

使用感
基本情報
成分名ソイアミドプロピルコニウムクロリド
INCI名Soyamidopropyl Ethyldimonium Ethosulfate
由来半合成
推奨配合濃度1〜3%
適正pH域3.5〜7.0
コメドジェニック度2/5
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ カチオン界面活性剤
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +20
成分の素材品質・配合価値
安全性 -15
肌・頭皮への安全性
補修力 +10
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 -20
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +40
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +35
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 +30
環境負荷・生分解性の評価

概要

ソイアミドプロピルコニウムクロリドは、大豆脂肪酸由来のアミドプロピル基を持つ第四級アンモニウム塩型カチオン界面活性剤。毛髪へのイオン吸着によりコンディショニング効果を発揮し、柔軟性・滑らかさを付与する。植物由来という点で環境・肌への配慮が図られているが、他のカチオン剤同様に頭皮刺激リスクを持つ。

ソイアミドプロピルコニウムクロリドの解析

ソイアミドプロピルコニウムクロリド(Soyamidopropyl Ethyldimonium Ethosulfate)は、大豆油(ソイ)脂肪酸から誘導されたアミドプロピル基を持つ第四級アンモニウム塩型カチオン界面活性剤である。一般的なベヘントリモニウムクロリドやステアルトリモニウムクロリドと同様に、負に帯電した毛髪表面にイオン吸着し、キューティクルを滑らかに整え、コンディショニング・柔軟化効果を発揮する。

大豆由来という植物性原料を使用している点が特徴で、パーム油や牛脂由来の成分と比べて環境負荷や持続可能性の観点でやや優れるとされる。また、ダイズ由来の脂肪酸構造はリノール酸・オレイン酸を含み、毛髪への馴染みやすさに貢献する可能性がある。

一方で、第四級アンモニウム塩共通の懸念として、頭皮・粘膜への刺激性が挙げられる。濃度が高い場合や流し残しがある場合、肌荒れ・湿疹を引き起こすリスクがある。洗い流すことが前提の処方では比較的安全に使用できるが、敏感肌・アレルギー体質の方には注意が必要である。

EWGスコアは中程度のリスクとされており、CIR(米国化粧品成分評価委員会)においても類縁のカチオン剤同様に一定の使用制限下での安全性が認められている。処方上はアニオン界面活性剤との配合禁忌に注意が必要で、中性〜弱酸性のpH域で安定する。シリコーンや油性成分との組み合わせで相乗的に平滑性・光沢を高める効果が期待できる。

相性の良い成分

グリセリン ケラチン パンテノール

相性の悪い成分・混合注意

アニオン界面活性剤 低分子アルコール

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