| 成分名 | ジイソステアリン酸PEG-10グリセリル |
| 医薬部外品名 | ジイソステアリン酸ポリエチレングリコールグリセリル |
| INCI名 | PEG-10 Glyceryl Diisostearate |
| 分子量 | 約700〜900(平均) |
| 由来 | 合成(グリセリン・イソステアリン酸・酸化エチレン由来) |
| 推奨配合濃度 | 1〜5% |
| EWGスコア | 4/10 |
| コメドジェニック度 | 1/5 |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 化粧品成分表示名称リストNo.18収載 |
| カテゴリ | ノニオン界面活性剤 |
ジイソステアリン酸PEG-10グリセリルは、グリセリンとイソステアリン酸(脂肪酸の一種)に酸化エチレンを付加してつくる合成の界面活性剤である。水になじむ部分と油になじむ部分を併せ持ち、電気を帯びないノニオン(非イオン)性に分類される。医薬部外品では「ジイソステアリン酸ポリエチレングリコールグリセリル」と表示される。
主な役割は乳化剤で、水と油を混ざった状態に保ち、分離しにくくする目的で配合される。クレンジングや乳液、クリームなどの乳化製品に使われるほか、シャンプーやトリートメントでも、油分を均一に溶け込ませて使い心地を整えるために入ることがある。
安全性の面では、EWGスコア(1〜10で低いほど懸念が少ない)は4、米国の成分安全性評価(CIR)は「Safe as Used」で、現在の使い方の範囲では安全とされている。EUでは規制がなく、表示義務のあるアレルゲンにも該当しない。日本でも化粧品成分表示名称リストに収載されている。感作性(アレルギーを起こしやすい性質)の分類はない。
気になる点として、コメドジェニック指数(毛穴づまりの起こしやすさ、0〜5)は1で、ニキビの原因にはなりにくい目安だ。ただしPEG系の成分なので、肌が敏感な人は初めての製品で少量から試すと安心できる。全成分表示の中ほどから後ろにあれば、乳化を支える脇役として使われていると見てよい。
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