| 成分名 | 加水分解パームソホロ脂質 |
| INCI名 | Hydrolyzed Palm Sophorolipids |
| 化学式 | ソホロースリピッド(sophorolipid)加水分解物 |
| 由来 | 半合成,発酵 |
| 推奨配合濃度 | 1〜5% |
| 適正pH域 | 4.5〜7.0 |
| コメドジェニック度 | 1/5 |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 化粧品成分基準収載 |
| カテゴリ | アニオン界面活性剤 |
加水分解パームソホロ脂質は、パーム油由来脂肪酸を栄養源として天然酵母Candida bombicolaが発酵生産するソホロースリピッド(Sophorolipids)を加水分解して得られる、バイオサーファクタントの一種です。サラヤが「SOFORO(ソホロ)」の名称で製品化したことでも知られる、石けんでも合成界面活性剤でもない「第三の界面活性剤」として位置づけられています。
最大の特徴は100%天然素材由来でありながら、合成界面活性剤に匹敵する高い洗浄力を発揮する点です。泡立ちは穏やかですが皮脂や汚れを効率的に除去し、洗浄後の肌に適度な潤いを残すコンディショニング効果も報告されています。また極めて低い急性毒性と、排水後に微生物によって水とCO₂に完全分解される優れた生分解性を持ち、環境負荷の低さは石油系・植物系洗浄成分を大きく上回ります。
乳化剤・可溶化剤としての機能も有し、スキンケア・ヘアケア・ボディケア製品への配合が進んでいます。さらに近年の研究では、特定成分を角質層まで届けるキャリア機能や、オイルをゲル化させる技術への応用、再生医療分野での細胞保存液としての可能性も検討されており、今後の展開が非常に注目される先進的バイオ素材です。
原料となるパーム油はRSPO認証を取得した環境・人権配慮品が使用されており、サステナビリティの観点でも評価が高い成分です。安全性面でも刺激性・感作性ともに低く、敏感肌向け処方への適性も高いとされています。
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