Ingredient Analysis

パジナパボニカ葉状体エキス

植物由来成分 1件の商品に配合 ID: 88678
植物由来成分 植物・天然素材から抽出された自然由来成分
+25

安全性
+35

素材の品質
+15

使用感
基本情報
成分名パジナパボニカ葉状体エキス
慣用名・別名パディナパボニカエキス、ウミウチワエキス
INCI名PADINA PAVONICA THALLUS EXTRACT
由来植物性
推奨配合濃度0.5〜3%
適正pH域4.5〜7.0
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ 植物由来成分
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 ○ +35
成分の素材品質・配合価値
安全性 ○ +25
肌・頭皮への安全性
補修力 ○ +30
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 ○ +25
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 △ +10
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 △ +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 △ +15
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 ○ +30
環境負荷・生分解性の評価

概要

地中海産褐藻・パディナ・パボニカ(ウミウチワ属)の葉状体から得られる海藻エキス。フコイダン、ポリフェノール、硫酸化多糖類などを豊富に含み、カルシウムイオン代謝を回復させて基底層レベルの細胞機能を正常化。グリコサミノグリカン(ヒアルロン酸など)合成促進作用、抗酸化・抗炎症作用、コラーゲン産生促進によるエイジングケア効果を持つ。油溶性エキスとしても利用可能(ホホバオイル希釈品)。

パジナパボニカ葉状体エキスの解析

パジナパボニカ葉状体エキスは、地中海・大西洋沿岸に分布する褐藻類パディナ・パボニカ(Padina pavonica)の葉状体部分から抽出されるバイオアクティブ成分。アミジグサ目に属するこの海藻は、ファンのような扇形の独特な形状を持ち、欧州では希少種として保護対象にもなっている希少な海洋資源だ。

作用機序の核心はカルシウムイオン代謝の回復にある。加齢により乱れた細胞内カルシウムシグナリングを正常化することで、表皮基底層の細胞増殖・分化サイクルを若年期に近い状態へ誘導。さらにグリコサミノグリカン(GAG)合成促進作用により、ヒアルロン酸や硫酸コンドロイチンなどの細胞外マトリクス成分の産生を底上げし、真皮のボリュームとハリを内側から支える。

含有成分としては硫酸化多糖(フコイダン様構造)、褐藻ポリフェノール、カロテノイド(フコキサンチン)などが知られており、これらが相乗的に抗酸化・抗炎症効果をもたらす。酸化ストレスによるコラーゲン分解を抑制しつつ、線維芽細胞を活性化することでシワ・たるみへのアプローチが期待できる。

製剤面では、クローダ社が展開するホホバ油溶性製剤「PADINAMI」が代表的な市販原料。油溶性であるため、リッチなクリームやオイル系スキンケアへの配合適性が高く、水系処方とは異なる浸透経路でのデリバリーが可能。類似の海藻エキスとしてブレッソア(ブルーノリ)エキスやフコイダン単体が挙げられるが、パジナパボニカはカルシウム代謝という独自のターゲット機序を持つ点で差別化される。

安全性は良好で刺激リスクは低いが、希少海藻由来であるためサステナビリティ面での懸念もある。欧州での採取規制や代替培養技術の開発が今後の課題。頭皮・毛髪ケア領域ではスカルプコンディショニングや育毛促進への応用研究も進んでおり、多角的な展開が期待される成分だ。

相性の良い成分

ヒアルロン酸 コラーゲン ビタミンC誘導体 ナイアシンアミド セラミド

相性の悪い成分・混合注意

強還元成分(ビタミンC純粋体など)

パジナパボニカ葉状体エキスを含む商品ランキング

1件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)