| 成分名 | ヒドロキシアルキル(C12‐14)ヒドロキシエチルサルコシン |
| 慣用名・別名 | ソフタゾリンLMEB |
| INCI名 | C12-14 Hydroxyalkyl Hydroxyethyl Sarcosine |
| 由来 | 半合成 |
| 推奨配合濃度 | 2〜8% |
| 適正pH域 | 4.5〜7.5 |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 化粧品成分基準収載 規制なし |
| カテゴリ | アニオン界面活性剤 |
ヒドロキシアルキル(C12-14)ヒドロキシエチルサルコシン(別名:ソフタゾリンLMEB)は、サルコシン(N-メチルグリシン)を親水基に持つカルボベタイン型アミノ酸系両性界面活性剤である。炭素数12〜14のヒドロキシアルキル基を疎水部として有し、pHによって荷電状態が変化する両性構造を持つ。アルカリ性条件では陰イオン(アニオン)、酸性条件では陽イオン(カチオン)の性質を帯びることで、幅広いpH域で安定した洗浄効果を発揮する。
配合目的は洗浄剤・起泡剤・ヘアコンディショニング剤・親水性増粘剤と多岐にわたる。泡立ち・泡質に優れ、ラウリル硫酸塩などの強アニオン界面活性剤と比較して皮膚・粘膜への刺激が著しく低い。ベビーシャンプーや敏感肌向け製品にも採用されるほどのマイルドさを持ちながら、相応の洗浄力を兼ね備えている点が特徴的である。
ヘアケア製品においては、毛髪の柔軟化・きしみの緩和・指通り向上に寄与するコンディショニング効果が評価されており、シャンプーへの単独配合だけでなく、コンディショニング成分との組み合わせでも使用される。また、ヘアカラーの退色抑制という機能的な付加価値を持ち、カラー後のケア製品や白髪染めシャンプーに積極採用されている。
他の界面活性剤と組み合わせることでその刺激を緩和する刺激緩和補助剤としての役割も担い、処方設計の柔軟性が高い成分である。安全性はアミノ酸系の中でも比較的高く評価されているが、強刺激の界面活性剤と併用処方される場合は処方全体での評価が必要となる点に留意が必要。環境負荷は生分解性に配慮された設計ではあるが、界面活性剤である以上一定の負荷はある。
1件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)