Ingredient Analysis

N-ヤシ油脂肪酸アシル-L-グルタミン酸カリウム

アニオン界面活性剤 2件の商品に配合 ID: 89064
アニオン界面活性剤 泡立て・洗浄を担う陰イオン性界面活性剤
+40

安全性
+20

素材の品質
+30

使用感
基本情報
成分名N-ヤシ油脂肪酸アシル-L-グルタミン酸カリウム
医薬部外品名N-ヤシ油脂肪酸アシル-L-グルタミン酸カリウム
慣用名・別名ココイルグルタミン酸K
INCI名Potassium Cocoyl Glutamate
化学式C₂₁H₃₈KNO₅(ラウロイル体代表)
由来植物性,半合成
推奨配合濃度1〜5%
適正pH域4.5〜7.0
EWGスコア2/10
コメドジェニック度1/5
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ アニオン界面活性剤
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
洗浄力 +35
皮脂・汚れへの洗浄・脱脂力
素材の品質 +20
成分の素材品質・配合価値
安全性 +40
肌・頭皮への安全性
補修力 +10
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +30
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +30
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +30
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 +50
環境負荷・生分解性の評価

概要

ヤシ油脂肪酸とL-グルタミン酸を縮合したアミノ酸系アニオン界面活性剤のカリウム塩。化粧品表示名はコイルグルタミン酸K。アミノ酸系洗浄剤の中でも特にしっとり感・低刺激性に優れ、泡立ちはやや控えめながら毛髪・肌への親和性が高い。生分解性90%以上で環境負荷も低い。

N-ヤシ油脂肪酸アシル-L-グルタミン酸カリウムの解析

N-ヤシ油脂肪酸アシル-L-グルタミン酸カリウム(化粧品表示名:ココイルグルタミン酸K)は、ヤシ油由来の脂肪酸(主にラウリン酸・ミリスチン酸・パルミチン酸)とアミノ酸の一種であるL-グルタミン酸とを縮合反応させ、カリウム塩として得られるアミノ酸系アニオン(陰イオン)界面活性剤である。医薬部外品原料規格における正式名称がこの成分名にあたる。

アミノ酸系洗浄剤の中でもグルタミン酸ベースのものは、グリシン系と比較して洗浄力がやや穏やかでしっとり感が強いことが特徴とされる。ラウリン酸を主体とするヤシ油脂肪酸の配合により、軟水・硬水を問わず起泡性を発揮するが、泡立ちはラウレス硫酸Naなどの硫酸系洗浄剤と比べると控えめである。泡質はクリーミーで肌あたりが柔らかく、洗い上がりはしっとりとした感触をもたらす。

皮膚刺激性・アレルギー・光毒性がいずれも極めて低く、1973年頃から使用実績がある安全性の高い成分として評価されている。EWGスコアも低く、乾燥肌・敏感肌向けシャンプーや洗顔料、ボディソープに多用される。毛髪への親和性が高く、洗浄後の毛髪のしっとり感・なめらかさに貢献する。また、NMF(天然保湿因子)の流出が石けんより少ないというデータもあり、肌の保湿バランスを保ちやすい。

生分解率は90%以上(易分解性基準60%を大幅に超える)と高く、環境への負荷が極めて低い点も特長。他のアミノ酸系界面活性剤(ラウロイルグルタミン酸Naなど)や両性界面活性剤と組み合わせることで、泡立ち・持続性・しっとり感を相互補完できる。コカミドプロピルベタインとの組み合わせが特に相性良い。

相性の良い成分

他のアミノ酸系界面活性剤 保湿剤(グリセリン プロピレングリコール) コンディショニング剤(シリコン 植物油)

相性の悪い成分・混合注意

陽イオン界面活性剤(塩化セチルトリメチルアンモニウム等) 強酸化剤

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