Ingredient Analysis

セチルピリジニウムクロリド

カチオン界面活性剤 2件の商品に配合 ID: 89096
カチオン界面活性剤 コンディショニング・帯電防止を担う陽イオン性界面活性剤
-25

安全性
+20

素材の品質
-15

使用感
基本情報
成分名セチルピリジニウムクロリド
医薬部外品名塩化セチルピリジニウム
慣用名・別名CPC
INCI名Cetylpyridinium Chloride
化学式C21H38ClN
分子量339.98 Da
由来合成
推奨配合濃度0.01〜0.1%
適正pH域3.0〜7.0
EWGスコア6/10
EU規制規制なし
日本規制 医薬部外品承認成分 化粧品成分基準収載
カテゴリ カチオン界面活性剤
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +20
成分の素材品質・配合価値
安全性 -25
肌・頭皮への安全性
補修力 +0
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +15
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 -10
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 -15
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 -20
環境負荷・生分解性の評価

概要

セチルピリジニウムクロリド(CPC)は第四級アンモニウム系カチオン界面活性剤で、強力な殺菌・抗菌・抗カビ効果を持つ。医薬部外品の殺菌消毒剤として口腔ケアや頭皮ケア製品に配合されるが、原液での皮膚・粘膜刺激性が高く、配合濃度の管理が重要。

セチルピリジニウムクロリドの解析

セチルピリジニウムクロリド(CPC)は、ピリジン環にセチル(C16)アルキル鎖を持つ第四級アンモニウム系カチオン界面活性剤であり、グラム陽性・陰性菌、真菌、一部のウイルスに対して幅広い殺菌・静菌・抗カビ効果を発揮する。細菌の細胞膜に吸着して膜透過性を破壊することで、低濃度でも高い抗菌活性を示す。

化粧品・医薬部外品としての用途は、薬用シャンプー・リンス・染毛剤・パーマ剤(上限5%)育毛剤・浴用剤(上限1%)歯磨き・薬用口唇製品(上限0.01%)など多岐にわたる。口腔内では歯垢(プラーク)形成抑制・歯肉炎予防効果が実証されており、特に洗口液での使用実績が豊富である。育毛剤においては頭皮の雑菌・カビ(マラセチア属など)を抑制する目的で配合される。

一方、原液または高濃度では皮膚腐食性(GHS区分2)・重篤な眼損傷(GHS区分1)・急性経口毒性(GHS区分3)・吸入毒性(GHS区分2)が認められており、職場安全情報では「危険」の注意喚起語が付与されている。頭皮・粘膜への刺激ポテンシャルを考慮すると、製品中の実使用濃度では安全性は確保される設計が必要であるが、敏感肌や損傷頭皮への使用には慎重を要する。また、陰イオン系界面活性剤(アニオン成分)と配合すると拮抗反応を起こし殺菌効力が低下するため、処方設計上の注意が必要。環境への毒性(水生生物への影響)も報告されており、排水中への流出に際して環境負荷が懸念される。表示指定成分(旧・指定成分)に該当するため、配合時には全成分表示が義務付けられている。

相性の良い成分

エタノール ポビドンヨード

相性の悪い成分・混合注意

アニオン界面活性剤 高分子増粘剤