| 成分名 | セチルピリジニウムクロリド |
| 医薬部外品名 | 塩化セチルピリジニウム |
| 慣用名・別名 | CPC |
| INCI名 | Cetylpyridinium Chloride |
| 化学式 | C21H38ClN |
| 分子量 | 339.98 Da |
| 由来 | 合成 |
| 推奨配合濃度 | 0.01〜0.1% |
| 適正pH域 | 3.0〜7.0 |
| EWGスコア | 6/10 |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 医薬部外品承認成分 化粧品成分基準収載 |
| カテゴリ | カチオン界面活性剤 |
セチルピリジニウムクロリド(CPC)は、ピリジン環にセチル(C16)アルキル鎖を持つ第四級アンモニウム系カチオン界面活性剤であり、グラム陽性・陰性菌、真菌、一部のウイルスに対して幅広い殺菌・静菌・抗カビ効果を発揮する。細菌の細胞膜に吸着して膜透過性を破壊することで、低濃度でも高い抗菌活性を示す。
化粧品・医薬部外品としての用途は、薬用シャンプー・リンス・染毛剤・パーマ剤(上限5%)、育毛剤・浴用剤(上限1%)、歯磨き・薬用口唇製品(上限0.01%)など多岐にわたる。口腔内では歯垢(プラーク)形成抑制・歯肉炎予防効果が実証されており、特に洗口液での使用実績が豊富である。育毛剤においては頭皮の雑菌・カビ(マラセチア属など)を抑制する目的で配合される。
一方、原液または高濃度では皮膚腐食性(GHS区分2)・重篤な眼損傷(GHS区分1)・急性経口毒性(GHS区分3)・吸入毒性(GHS区分2)が認められており、職場安全情報では「危険」の注意喚起語が付与されている。頭皮・粘膜への刺激ポテンシャルを考慮すると、製品中の実使用濃度では安全性は確保される設計が必要であるが、敏感肌や損傷頭皮への使用には慎重を要する。また、陰イオン系界面活性剤(アニオン成分)と配合すると拮抗反応を起こし殺菌効力が低下するため、処方設計上の注意が必要。環境への毒性(水生生物への影響)も報告されており、排水中への流出に際して環境負荷が懸念される。表示指定成分(旧・指定成分)に該当するため、配合時には全成分表示が義務付けられている。
2件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)