Ingredient Analysis

セラック

成分 5件の商品に配合 ID: 89148
成分 化粧品・ヘアケア配合成分
+0

安全性
+10

素材の品質
+15

使用感
基本情報
成分名セラック
医薬部外品名精製セラック/白色セラック
慣用名・別名シェラック/Lacca
INCI名Shellac
化学式ポリエステル系天然樹脂(アレウリチン酸・シェロール酸主体)
分子量高分子(数千〜数万Da)
由来動物由来(ラックカイガラムシ Laccifer lacca の分泌物)
推奨配合濃度0.5〜5%
EU規制規制なし
日本規制 日本薬局方収載(精製セラック・白色セラック)/食品添加物(シェラック)/外原規2006収載
カテゴリ 成分
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 △ +10
成分の素材品質・配合価値
安全性 △ +0
肌・頭皮への安全性
補修力 △ +0
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 △ -10
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 △ +10
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 △ +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 △ +15
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 △ +0
環境負荷・生分解性の評価

概要

ラックカイガラムシの分泌樹脂。皮膜形成・ヘアスタイリング・結合剤として使用

セラックの解析

セラックは、ラックカイガラムシという昆虫が出す樹脂状の分泌物から得られる、動物由来の天然ポリマー(小さな分子がつながった高分子)である。英語ではShellacと呼ばれ、医薬部外品では「精製セラック」「白色セラック」の名前で表示される。

製品の中では、髪の表面に薄い膜をつくる皮膜形成、髪の形を整えるヘアスタイリング、成分同士をまとめる結合を目的に配合される。今回の商品ではシャンプー、カラートリートメント、アウトバストリートメント(洗い流さない仕上げ用のトリートメント)に使われており、ツヤやまとまりを意識した処方で見かける成分である。

安全性の面では、EUでの規制はなく、アレルゲンとしての表示義務もない。日本では日本薬局方に収載され、食品添加物としても使われている。米国のFDA(食品医薬品局)や、食品添加物の国際的な専門家会議であるJECFAでも、現行の使用条件下で許容とされている。変異原性(遺伝子への影響)は陰性で、急性毒性も極めて低いとされる。ただしアレルギーの報告はあり、体質によっては合わない場合もある。

使う人が気にしたいのは、肌質との相性と由来である。過去に化粧品でかぶれた経験がある人や敏感肌の人は、腕の内側などで試してから使うと安心である。また動物由来の樹脂なので、ビーガン(動物由来の成分を避ける生活)に対応した商品を探している人には向かない。

セラックが入った商品を選ぶときは、仕上がりの質感への期待と、自分の肌や価値観に合うかを合わせて見るとよい。