| 成分名 | (ジメチコン/ポリグリセリン-3)クロスポリマー |
| 医薬部外品名 | メチルポリシリコーン-3-クロスポリマー |
| INCI名 | Dimethicone/Polyglycerin-3 Crosspolymer |
| 由来 | 半合成 |
| 推奨配合濃度 | 0.5〜3% |
| 適正pH域 | 3.5〜7.5 |
| EWGスコア | 4/10 |
| コメドジェニック度 | 2/5 |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 化粧品成分基準収載 規制なし |
| カテゴリ | 成分 |
(ジメチコン/ポリグリセリン-3)クロスポリマーは、疎水性のジメチコン(シリコーンオイル)と親水性のポリグリセリン-3を架橋結合させたシリコーン系界面活性剤です。化粧品表示名称リストNo.15(2005年)に収載されており、INCI名は「Dimethicone/Polyglycerin-3 Crosspolymer」。配合目的は皮膚コンディショニング、乳化、可溶化、非水系増粘など多岐にわたります。
構造上の特徴は、シロキサン主鎖の疎水性ドメインとポリグリセリン側鎖の親水性ドメインが三次元的に架橋した両親媒性ネットワークを形成していることです。これにより水と油の両相に親和性を持ち、従来の直鎖シリコーンでは実現困難だった「撥水しながら保湿する」という矛盾した機能を一成分で担います。シリコーン部分が肌表面に柔軟な保護被膜を形成し、ポリグリセリン部分がヒドロキシ基によって水分子を引き寄せる——いわば撥水加工と保湿機能を兼備した薄膜です。
メイクアップ製品における主な役割は化粧崩れ防止です。ファンデーションや化粧下地に配合されると、皮脂・汗による崩れを抑制しながら乾燥による粉浮きも防ぎ、長時間フレッシュな仕上がりを維持します。また、肌への密着性向上によってカバー力や発色の均一性も改善されます。日焼け止めでは紫外線散乱剤・吸収剤の分散安定化にも寄与します。
安全性については、シリコーン系成分として皮膚刺激性は低く、敏感肌向け製品にも使用実績があります。コメドジェニシティも低いとされ、幅広い肌質に対応可能です。ただし、環境残留性を持つシリコーン由来成分としての側面から、環境負荷はやや懸念されます。ヒアルロン酸・グリセリンなどの保湿剤と組み合わせると保湿持続効果がさらに高まり、シクロペンタシロキサン等の揮発性シリコーンと組み合わせることでさっぱりとした使用感も演出できます。
2件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)