| 成分名 | ヒドロキシプロピルメチルセルロースヒポファーラムノイデス種子油 |
| 慣用名・別名 | シーバックソーン種子油・HPMC複合体 |
| INCI名 | Hydroxypropyl Methylcellulose Hippophae Rhamnoides Seed Oil |
| 由来 | 半合成,植物性 |
| 推奨配合濃度 | 2〜5% |
| 適正pH域 | 4.0〜7.0 |
| コメドジェニック度 | 2/5 |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 化粧品成分基準収載 |
| カテゴリ | 成分 |
ヒドロキシプロピルメチルセルロースヒポファーラムノイデス種子油は、セルロース誘導体であるヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC)と、ヒッポファエ・ラムノイデス(Hippophae rhamnoides)、すなわちシーバックソーン(沙棘)の種子から得られる植物油を組み合わせた先進的な複合素材です。HPMCが有効成分のキャリアとして機能しながら沙棘種子油の肌へのデリバリーを最適化するという、いわば「保護膜と栄養補給の同時提供」を可能にした設計が特徴です。
HPMCは非イオン性の水溶性高分子で、皮膜形成・増粘・乳化安定に優れます。肌表面に均一な保護層を形成し、経皮水分蒸散(TEWL)を抑制することで保湿持続性を高めます。一方、シーバックソーン種子油は、α-リノレン酸(オメガ3)・リノール酸(オメガ6)・パルミトレイン酸を豊富に含み、人の皮脂組成に近い脂肪酸プロファイルを持つため肌親和性が高く、バリア機能の補完と修復に貢献します。さらにビタミンE(トコフェロール類)・カロテノイド・フラボノイドによる強力な抗酸化作用が、酸化ストレスによる細胞ダメージを防ぎ、抗老化(エイジングケア)効果を発揮します。
この複合成分の最大の強みは、HPMCの皮膜が種子油の酸化を抑制しながら徐放的に放出する「マイクロデリバリー」的な機能にあります。単一成分では達成しにくい即効性と持続性の両立が期待できます。敏感肌への配慮もなされており、エイジングケアや高保湿スキンケア・ヘアケア製品への採用が増加している注目素材です。ただし特定の植物由来成分を含むため、アレルギー素因のある方は注意が必要です。
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