Ingredient Analysis

リボンドラ・デンタタ油

成分 1件の商品に配合 ID: 89362
成分 化粧品・ヘアケア配合成分
+0

安全性
+20

素材の品質
+10

使用感
基本情報
成分名リボンドラ・デンタタ油
慣用名・別名ハマナツメ種子油
INCI名ZIZIPHUS SPINA-CHRISTI SEED OIL
由来植物性
推奨配合濃度1〜5%
適正pH域4.5〜6.5
コメドジェニック度2/5
EU規制規制なし
日本規制 規制なし
カテゴリ 成分
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +20
成分の素材品質・配合価値
安全性 +0
肌・頭皮への安全性
補修力 +10
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +10
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +20
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +10
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 -10
環境負荷・生分解性の評価

概要

地中海沿岸に自生するハマナツメ(Ziziphus lotus)の種子から圧搾抽出される希少植物油。リノレン酸・オレイン酸・リノール酸を主成分とし、肌バリア機能強化・保湿・抗炎症・抗酸化作用を発揮。リノレン酸によるチロシナーゼ活性抑制でメラニン生成を抑制し、美白効果も期待される。不飽和脂肪酸主体のため酸化安定性に課題がある。

リボンドラ・デンタタ油の解析

リボンドラ・デンタタ油は、地中海沿岸から北アフリカ・中東に自生するクロウメモドキ科の植物ハマナツメ(Ziziphus lotus / Ziziphus spina-christi)の種子から得られる希少な植物性オイルです。古来より中東・北アフリカの伝統医療や美容に用いられてきた歴史を持ち、近年はその多機能な脂肪酸プロファイルとフィトケミカルへの関心から化粧品・ヘアケア分野での配合が増加しています。

脂肪酸組成の主体はリノレン酸(ω-3)・リノール酸(ω-6)・オレイン酸(ω-9)という不飽和脂肪酸の三本柱です。リノレン酸は皮膚の角質層に浸透しセラミド合成を促進することでバリア機能を修復・強化するとともに、メラニン生成酵素であるチロシナーゼの活性阻害を介してシミ・くすみの予防にも寄与します。リノール酸はプロスタグランジン代謝を調節し、炎症性サイトカインの過剰産生を抑制する抗炎症経路に関与。オレイン酸は経皮吸収促進と水分保持に働きかけ、他の脂肪酸の肌への定着を補助します。この三脂肪酸の相乗的な組み合わせが、単一オイルでバリア補修・保湿・美白・抗炎症を同時にカバーできる特異なプロファイルを生み出しています。

さらに本オイルにはビタミンE(トコフェロール)類、植物ステロール、ポリフェノール類が微量含有されており、抗酸化・抗老化の補完的効果が期待されます。毛髪への応用においても、脂肪酸によるキューティクルへの吸着・平滑化作用と内部への浸透補修効果が見込まれ、ダメージヘアのコンディショニングや頭皮の炎症抑制にも貢献します。

一方で、多価不飽和脂肪酸を多く含むため酸化安定性が課題となります。開封後の劣化リスクが高く、製品設計においてはビタミンEや植物由来抗酸化剤との配合によって酸化を抑制することが重要です。同じく脂肪酸豊富な植物油であるアルガンオイルやローズヒップオイルと比較すると、美白ポテンシャルでは優位性があるものの、酸化安定性では劣る点に留意が必要です。コメドジェニック性は低く、敏感肌・乾燥肌への使用適性は高いオイルです。

相性の良い成分

ビタミンE セラミド ヒアルロン酸

相性の悪い成分・混合注意

強い酸化剤 高温加熱処理

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