| 成分名 | 胎盤抽出液-2 |
| 医薬部外品名 | プラセンタエキス(2) |
| 慣用名・別名 | 胎盤抽出液-2、プラセンタエキス-2 |
| INCI名 | Placental Extract |
| 化学式 | 成長因子(EGF・FGF・HGF等)、遊離アミノ酸、ムコ多糖体、ビタミン類、ミネラル類、核酸、酵素類の複合体 |
| 由来 | 動物性 |
| 推奨配合濃度 | 0.1〜2% |
| 適正pH域 | 3.5〜7.0 |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 医薬部外品承認成分 化粧品成分基準収載 |
| カテゴリ | 植物由来成分 |
胎盤抽出液-2(医薬部外品表示名:プラセンタエキス(2))は、ウシまたはブタの胎盤を凍結・融解などの方法で無菌的に水抽出したエキスです。窒素含量0.02〜0.15%およびアルカリフォスファターゼ100キングアームストロング単位以上を含むことで規格化されており、他のプラセンタエキス規格と区別されます。現在はBSE(狂牛病)対策から主にブタ由来が使用されています。
含有成分は多岐にわたり、上皮細胞増殖因子(EGF)・線維芽細胞増殖因子(FGF)・肝細胞増殖因子(HGF)などの成長因子群をはじめ、ロイシン・リジン・グリシンなど多種の遊離アミノ酸、ヒアルロン酸・コンドロイチン硫酸などのムコ多糖体、ビタミンB群・C・E、カルシウム・亜鉛・鉄などのミネラル、さらに核酸・酵素類が複合的に含まれます。この豊富な成分組成こそが多角的な美容作用の源泉です。
美白作用については、チロシナーゼ活性を抑制してメラニン産生を低下させるとともに、既存メラニンの還元・淡色化にも寄与します。この作用機序は厚生労働省に医薬部外品美白有効成分として正式承認されており、化粧品レベルを超えた信頼性があります。また、成長因子による線維芽細胞の活性化はコラーゲン・エラスチン合成を促進し、肌のハリ・弾力改善に貢献します。抗酸化作用により活性酸素を中和し、シワやたるみの原因となる酸化ストレスを軽減するエイジングケア効果も期待されます。
保湿面では、含有アミノ酸や多糖類が角層の水分保持を助け、乾燥改善やキメ整え効果をもたらします。抗炎症作用もあり、炎症性肌トラブルの鎮静にも貢献します。一方で、動物由来成分であるため感染リスク管理・品質管理が非常に重要であり、アレルギー反応の可能性も念頭に置く必要があります。高い機能性と動物由来リスクのバランスを慎重に評価すべき成分です。