| 成分名 | (アクリレーツ/メタクリル酸ステアリル)コポリマー |
| 慣用名・別名 | アクリレート・ステアリルメタクリレートコポリマー |
| INCI名 | Acrylates/Stearyl Methacrylate Copolymer |
| 由来 | 合成 |
| 推奨配合濃度 | 1〜5% |
| 適正pH域 | 3.5〜7.5 |
| EWGスコア | 4/10 |
| コメドジェニック度 | 2/5 |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 化粧品成分基準収載 規制なし |
| カテゴリ | 成分 |
(アクリレーツ/メタクリル酸ステアリル)コポリマーは、アクリル酸・メタクリル酸またはそれらの低級アルキルエステルなど複数のアクリレート系モノマーと、メタクリル酸ステアリル(C18長鎖アルキルエステル)を共重合させた機能性高分子である。化粧品表示名称リスト収載成分であり、乳化安定剤・親水性増粘剤として公式に位置づけられている。
本コポリマー最大の特徴は両親媒性にある。親水性のアクリレート部分は水相・水分と相互作用し、疎水性のステアリル基は油分や皮膚・毛髪表面と親和することで、水と油を分子レベルで橋渡しする「調停者」として機能する。この構造的特性が、べたつきの抑制となめらかな感触の付与を両立させる原動力となっている。
化粧品・ヘアケアへの応用では、クリームや乳液において油性成分の重い感触を軽やかに変換する感触改良効果が際立つ。また皮膜形成能により保湿成分の揮散を抑え、保湿効果の持続にも間接的に寄与する。ヘアコンディショナーでは髪表面へのコーティングによって指通りと光沢を補助する役割も担う。
安全性については、高分子ゆえの皮膚非浸透性が逆に安全上の利点となっており、刺激性・感作性リスクは低いと評価される。ただし生分解性については合成高分子共通の課題を抱えており、環境負荷の観点では中立〜やや懸念がある。工業分野では接着剤・塗料にも応用される汎用性の高い素材でもあり、化粧品グレードにおいては品質管理が重要となる。
1件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)