Ingredient Analysis

ビスエチルへキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン

成分 1件の商品に配合 ID: 89400
成分 化粧品・ヘアケア配合成分
+0

安全性
+50

素材の品質
+10

使用感
基本情報
成分名ビスエチルへキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン
慣用名・別名ベモトリジノール、Tinosorb S、BEMT
INCI名Bis-Ethylhexyloxyphenol Methoxyphenyl Triazine
化学式C₃₁H₃₇N₃O₃
分子量454.49 Da
由来合成
推奨配合濃度5〜10%
適正pH域3.0〜8.0
EWGスコア3/10
コメドジェニック度1/5
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ 成分
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +50
成分の素材品質・配合価値
安全性 +0
肌・頭皮への安全性
補修力 +0
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +0
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +0
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +10
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 -20
環境負荷・生分解性の評価

概要

2009年開発のトリアジン系次世代UV吸収剤(BEMT/ベモトリジノール)。UVA(343nm)・UVB(310nm)両波長域を効率的に吸収し、光安定性に優れる。油溶性で皮膚透過性が低く安全性も高い。光老化・シミ・シワの予防に貢献し、他のUVフィルターの安定化にも寄与する高機能成分。

ビスエチルへキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジンの解析

ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン(BEMT、別名:ベモトリジノール、Tinosorb S)は、化学式C₃₁H₃₇N₃O₃で表されるトリアジン系紫外線吸収剤である。2009年に開発された比較的新しい成分でありながら、現代の日焼け止め処方において主力フィルターの一つとして広く採用されている。

最大の特徴は広域スペクトラム吸収能にある。UVB領域(極大310nm)とUVA領域(極大343nm)の両方に対して強力な吸収を示し、一成分で日焼け(紅斑)防止と光老化防止の双方を実現する。従来の紫外線吸収剤の多くがUVAまたはUVBのいずれか一方に偏った吸収特性を持つのに対し、BEMTは「ブロードスペクトラム対応」の観点から次世代型UV フィルターとして高く評価される。

光安定性の高さもこの成分の際立った優位点である。多くの紫外線吸収剤は紫外線照射により自己分解(光劣化)を起こすが、BEMTはトリアジン骨格の安定な分子構造によりこれを抑制し、長時間にわたり防御効果を維持する。さらに、アボベンゾンなど光不安定な他の紫外線吸収剤と併用した場合、その分解を抑制する光安定化作用も発揮し、処方全体のUV防御能の持続性向上に貢献する。

皮膚透過性の低さも重要な特性である。高分子量(627.76 Da)の油溶性成分であるため、肌表面に留まりやすく、体内吸収が最小限に抑えられる。EWGスコアは2と低リスクに分類され、コメドジェニック度も1と低い。日本では化粧品基準(別表第4)に収載されており、粘膜に使用されない製品では最大3.0%まで配合可能。紫外線によるDNA損傷・コラーゲン分解・メラニン過生成を予防し、シミ・シワ・たるみといった光老化の根本的防止に寄与する。既存メラニンの分解促進作用も一部報告されており、予防を超えた美白効果も期待されている。

相性の良い成分

酸化亜鉛 二酸化チタン アボベンゾン オクトクリレン

相性の悪い成分・混合注意

アボベンゾン

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