Ingredient Analysis

ヤシ油脂肪酸アシルカルボキシメトキシエチルカルボキシメチルエチレンジアミン2Na

アニオン界面活性剤 1件の商品に配合 ID: 89416
アニオン界面活性剤 泡立て・洗浄を担う陰イオン性界面活性剤
+40

安全性
+20

素材の品質
+20

使用感
基本情報
成分名ヤシ油脂肪酸アシルカルボキシメトキシエチルカルボキシメチルエチレンジアミン2Na
慣用名・別名コカンホジ酢酸2Na、ラウロアンホジ酢酸2Na
INCI名Disodium Cocoamphodiacetate
化学式C₁₉H₃₄N₂O₅·2Na(ラウロイル基の場合の例示)
由来植物性
推奨配合濃度2〜10%
適正pH域3.5〜7.5
EWGスコア2/10
コメドジェニック度0/5
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ アニオン界面活性剤
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
洗浄力 +50
皮脂・汚れへの洗浄・脱脂力
素材の品質 +20
成分の素材品質・配合価値
安全性 +40
肌・頭皮への安全性
補修力 +0
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +30
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +10
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +20
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 +40
環境負荷・生分解性の評価

概要

ヤシ油由来の両性界面活性剤(ベタイン型)で、通称「ラウロアンホジ酢酸2Na」または「コカンホジ酢酸2Na」。分子内にアミノ基由来のカチオンと2つのカルボキシレート基を持つ双性イオン構造により、pH応答性の荷電変化を示す。高い洗浄力と低刺激性を両立し、硬水安定性と良好な生分解性も特徴。敏感肌・乾燥肌向けシャンプーや洗顔料に頻用される。

ヤシ油脂肪酸アシルカルボキシメトキシエチルカルボキシメチルエチレンジアミン2Naの解析

ヤシ油脂肪酸アシルカルボキシメトキシエチルカルボキシメチルエチレンジアミン2Na(INCI名:Disodium Cocoamphodiacetate)は、一般にコカンホジ酢酸2Na(ラウロアンホジ酢酸2Na)として知られる両性界面活性剤です。ヤシ油由来の脂肪酸とエチレンジアミン骨格をベースに合成された構造を持ち、一分子内にアミノ基(カチオン性)と2つのカルボキシメチル基(アニオン性)を同時に有する双性イオン型(アンホテリック型)の洗浄成分です。

作用機序として、pH環境によって荷電状態が動的に変化します。酸性条件下ではカチオン性が強まり、アルカリ性条件下ではアニオン性が支配的となるため、幅広いpH域で安定した洗浄効果を発揮します。弱酸性の生理的pH帯では双性イオンとして働き、皮脂や汚れを効果的に除去しながら皮膚のバリア機能へのダメージを最小化します。また、石鹸系と異なり水中のカルシウム・マグネシウムイオンと反応してスカムを生じにくく、硬水でも安定した泡立ちと洗浄力を維持できる点も重要な特長です。

皮膚刺激性の面では、アルキル硫酸塩(AS)やラウレス硫酸塩(AES)と比較して著しく低く、敏感肌・アトピー傾向肌用製品への採用実績が豊富です。特に眼粘膜への刺激が少ないことから、ベビーシャンプー・低刺激シャンプー・洗顔フォームなど、マイルド性が求められる製品に広く活用されています。コンディショニング効果は限定的ですが、陽イオン性界面活性剤や加水分解タンパク質との組み合わせで補修・なめらか効果を高めることができます。

環境面では、ヤシ油という再生可能な植物性資源を原料とし、使用後は比較的速やかに生分解されるため、環境負荷は比較的低く抑えられています。配合濃度は通常1〜4%程度で使用され、アニオン界面活性剤との相乗効果により泡質・洗浄力の向上が期待できる補助洗浄剤としても機能します。

相性の良い成分

グリセリン セタノール ココイルグルタミン酸2Na

相性の悪い成分・混合注意

強陽イオン界面活性剤

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