Ingredient Analysis

エラグ酸

成分 1件の商品に配合 ID: 89476
成分 化粧品・ヘアケア配合成分
+0

安全性
+50

素材の品質
+0

使用感
基本情報
成分名エラグ酸
医薬部外品名エラグ酸
慣用名・別名美白
INCI名Ellagic Acid
化学式C14H6O8
分子量302.20 Da
由来植物性
推奨配合濃度0.5〜2%
適正pH域4.5〜7.0
EWGスコア2/10
コメドジェニック度0/5
EU規制規制なし
日本規制 医薬部外品承認成分 化粧品成分基準収載
カテゴリ 成分
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +50
成分の素材品質・配合価値
安全性 +0
肌・頭皮への安全性
補修力 +20
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +10
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +0
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +0
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 +20
環境負荷・生分解性の評価

概要

エラグ酸は、ザクロやイチゴなどのベリー類に含まれるポリフェノールの一種。チロシナーゼの活性に必要な銅イオンをキレートして酵素を不活性化し、メラニン生成を抑制する。1996年に厚生省(現・厚生労働省)に医薬部外品美白有効成分として承認。強力な抗酸化・抗炎症作用も持ち、シミ・肝斑・エイジングケアに有用な機能性成分。

エラグ酸の解析

エラグ酸はタラのサヤ(タラタンニンを酸化分解して得る)、ザクロ、ラズベリー、イチゴ、クルミなど植物界に広く分布するポリフェノール系複素環式化合物。ライオン株式会社が約10年の研究開発を経て実用化し、1996年に医薬部外品の美白有効成分として厚生省承認を取得した。水・エタノールへの溶解性が低い難溶性粉末であるため、製剤への配合には特別な工夫が必要とされる。

美白作用のメカニズムは主にチロシナーゼの銅イオンキレートによる活性阻害。紫外線が引き金となって活性化するチロシナーゼは、メラニン生合成の律速酵素であり、その活性中心に存在する銅イオンにエラグ酸が直接結合・不活性化することでメラニン合成を濃度依存的に抑制する(IC50=78μM)。一般的なシミ(老人性色素斑)のみならず、肝斑への有効性データも報告されており、30代以降の女性に特に有用とされる。

強力な抗酸化作用もエラグ酸の大きな特徴。紫外線や環境ストレスが産生する活性酸素を消去・無害化し、脂質過酸化による細胞膜ダメージや真皮コラーゲンの酸化分解を抑制する。これによりシミ予防だけでなく、シワ・たるみといった酸化性エイジングのケアにも寄与する。コラーゲン合成促進の可能性も示唆されており、ハリ・弾力の維持にも貢献が期待できる。

抗炎症作用も有し、炎症後色素沈着のリスク低減やニキビ跡ケアにも応用されている。ただし、濃度が高くなると肌への刺激が出やすいことが報告されており、敏感肌では注意が必要。医薬部外品では規定濃度(通常0.5〜1%前後)での配合が基本となる。近年はサプリメントとしての活用も拡大し、機能性表示食品の関与成分として内臓脂肪低減や抗がん・抗菌・血糖値サポートの可能性も注目されている。

相性の良い成分

ビタミンC アルブチン コウジ酸 グリチルリチン酸2K

相性の悪い成分・混合注意

鉄塩 銅塩

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