Ingredient Analysis

ピロリン酸ナトリウム

成分 1件の商品に配合 ID: 89479
成分 化粧品・ヘアケア配合成分
+0

安全性
+10

素材の品質
+15

使用感
基本情報
成分名ピロリン酸ナトリウム
医薬部外品名ピロリン酸ナトリウム
慣用名・別名ピロリン酸Na
INCI名Tetrasodium Pyrophosphate
化学式Na₄P₂O₇
分子量265.90(無水物)
由来合成(無機)
推奨配合濃度0.1〜2.0%
適正pH域9.5〜10.5(1%水溶液)
EWGスコア3/10
コメドジェニック度0/5
EU規制規制なし
日本規制 部外品添加物(規格コード51)
カテゴリ 成分
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 △ +10
成分の素材品質・配合価値
安全性 △ +0
肌・頭皮への安全性
補修力 △ +0
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 △ +0
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 △ +0
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 △ +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 △ +15
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 △ +10
環境負荷・生分解性の評価

概要

リン酸の二量体である無機塩。pH調整・キレート・洗浄補助を担う多目的添加剤。

ピロリン酸ナトリウムの解析

ピロリン酸ナトリウムは、リン酸が2つつながったピロリン酸にナトリウムが結びついた無機塩で、分類はミネラルだ。自然由来ではなく合成でつくられ、水に溶けて水中の金属イオンをつかまえる性質を持つ。「ピロリン酸Na」と略して表示されることもある。

化粧品では、液のpHを整める、金属イオンの働きを抑えるキレート剤として使う、洗浄を助ける、といった目的で配合される。水に含まれる金属イオンが残ると、成分の変質や濁りの原因になりやすい。この成分はそれを防ぎ、製品の品質を保つ裏方として働く。今回の配合商品はスキンケアの美容液だが、洗浄料から基礎化粧品まで幅広く使われる多目的な添加剤だ。

安全性の面では、EWGの成分スコアは1〜10のうち3で、懸念は低〜中程度とされる。米国の成分安全性評価(CIR)では「Safe as Used」、つまり通常の使い方なら安全と判断されている。EUでは規制がなく、日本では医薬部外品に使える添加物として規格が定められている。コメドジェニック指数(毛穴づまりのしやすさ)は0で、EUの表示義務アレルゲンにも当たらない。一方で、高い濃度で使うと皮膚への刺激が出る可能性は指摘されている。

「危険ではないか」と調べる人には、データ上は強く警戒する成分ではない、と答えられる。ただし肌が敏感な人は、どんな成分でも合う合わないがあるため、初めての製品は腕などで試すと安心だ。配合の位置が上のほうなら量が多い目安になるので、刺激が気になる人は成分表の順番も見るとよい。

ピロリン酸ナトリウムは、製品の安定性を支える補助的な成分だ。名前だけで避けるより、全成分の中での位置や、ほかの成分との組み合わせも合わせて確かめたい。

相性の良い成分

界面活性剤(洗浄力補助)、EDTA(金属イオン封鎖の相補)

相性の悪い成分・混合注意

酸性成分(pH低下により加水分解促進)

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