| 成分名 | ペラルゴニウムペルタツムエキス |
| 慣用名・別名 | ツタバゼラニウムエキス |
| INCI名 | Pelargonium Peltatum Extract |
| 由来 | 植物性 |
| 推奨配合濃度 | 0.5〜3% |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 規制なし |
| カテゴリ | 植物由来成分 |
ペラルゴニウムペルタツムエキスは、フウロソウ科の多肉性植物「ツタバゼラニウム(Pelargonium peltatum)」から得られる植物抽出エキスだ。南アフリカ原産のこの植物は、観賞用として広く栽培されているが、その葉・茎にはフラボノイド・タンニン・精油成分(ゲラニオール、シトロネロールなど)が含まれており、化粧品原料として注目されている。
主な薬理作用として、抗酸化作用(フリーラジカル消去による酸化ストレス軽減)、抗炎症作用(炎症性サイトカイン産生抑制)、収れん作用(タンニン由来のタンパク質収縮効果)が挙げられる。これらの複合的な作用により、敏感肌や炎症傾向のある肌に対してコンディショニング効果をもたらすと考えられる。
類似成分であるゼラニウム(Pelargonium graveolens)エキスと比較すると、精油含有量は相対的に少なく、刺激リスクが若干低い傾向がある。ただし、同属植物由来であるためアレルギー体質の方には交差反応の可能性もあり、パッチテストが推奨される。
化粧品処方中ではスキンコンディショニング剤・鎮静補助成分として、美容液・クリーム・トナーなどに配合されることが多い。配合量は通常微量(0.1〜1%程度)であるため、単独での即効性は限定的だが、他の抗酸化成分(ビタミンC、ナイアシンアミドなど)との組み合わせでトーンアップ・エイジングケア処方のサポート成分として機能する。環境への負荷は一般的な植物エキスと同程度と考えられる。
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