シンプルな石鹸ボディソープですね。

石鹸ということで、基本的に肌を乾燥に向かわせる力が強い、という性質があります。

石鹸はアルカリ性の洗浄剤なので当然といえば当然です。

さっぱりするという以上に肌の保湿成分を奪ってしまうのが石鹸ですので、そこはよく注意しておく必要があると思います。

添加成分はちょっと良さげ

石鹸ということ自体はあまり褒められたことではありません。

ただ、添加成分に植物油、植物エキスがありますが、この素材については良いものがいくつかありますね。

とくにシソエキスはロズマリン酸やフラボノイド配糖体が含まれ、腫瘍壊死因子の産生を阻害する働きにより抗炎症・抗アレルギー作用をもたらします。

こういう良い素材を活かすためにも、洗浄剤の部分はもう少し気を使ってほしかったな、と思いますね。

現状、石鹸のデメリットのほうがより大きく影響しますので、結果的にスキンケアに役立つ製品とは到底いえない出来栄えになっています。

石鹸は肌にやさしいということはありませんからね。弱酸性の石油系界面活性剤のほうがまだ、肌の保湿成分を残すことができます。

そういう現実をしっかり踏まえて、ボディソープ選びをしたいものです。