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使った感じが良好というのが最も特徴といえます。洗浄力が適度にあり、かつ
コンディショナー的な指通り改善効果を感じることができるでしょう。その点では万人受けを狙った印象があるシャンプーですね。
ココイルメチルタウリンNa アミノ酸系洗浄剤の中でも最も洗浄性や泡立ち、安全性のバランスが整っている。
オレフィン(C14-16)スルホン酸Na ラウレス硫酸Naと同等の脱脂力、泡立ちの強さが特徴。食器用洗剤のイメージ。
ココイルグルタミン酸TEA 非常にエモリエントなアミノ酸系洗浄剤。洗浄力、泡立ちはとても弱く、主洗浄剤としてはやや使用感が重くなりがち。エモリエント効果で髪のまとまり、潤いは改善。
洗浄剤のチョイスとしては、最高とは言えませんがバランスは悪くありません。ややさっぱり感を感じる、洗浄力高めな印象を受けます。
それでいて指通りが良いという理由は、
ステアルトリモニウムクロリド(4級カチオン界面活性剤)をミックスしているためです。
ステアルトリモニウムクロリド 4級カチオン(陽イオン)界面活性剤です。極めて刺激が強いので、髪にだけつけること。髪ダメージ部に吸着して補修。
感触はわかりやすく潤滑性を感じるようになりますが、様々な犠牲を生みながら実現している、という点を忘れてはいけません。オレフィンスルホン酸Naのような強い洗浄系と4級カチオン界面活性剤をミックスさせることによって、
除去されにくい皮膜が覆ってしまい、使うごとに蓄積して感触や見た目を悪くさせるほか、肌に単純に刺激やタンパク変性作用が強いというデメリットをもつようになります。
これは、安全面から見るとオススメしにくいパターンといえるでしょう。
その他の素材としては以下のような感じです。洗浄力の強さをあまり感じさせないタイプですが、しっかりと脱脂される上に、重めの(悪い意味での)皮膜形成をする可能性が高いので、そんなに「ヘルシーヘア」というような仕上がりではないかもしれませんね(最初の1回くらいは感動する可能性ありますが)。
オレンジ油 オレンジの果皮から得たオイルで、ビタミンA,B,C,Eやフラボノイドなどを含有し、美白作用、殺菌作用、整肌作用などを付与する。また、脱脂力も有するのでクレンジングの助剤として使われることも。原液でなければさほど心配いらないが、光毒性を僅かに持つためにその点は注意が必要。
アルガニアスピノサ核油
イソプロパノール
PPG-2コカミド 非イオン界面活性剤。コカミドDEAより起泡性や持続性・泡量、安定性が優れる。
