解析結果
総合点
1.14総合ランク
315個中 314位成分数
23植物エキスの数
4コスパ
0安全性
0素材の品質
0洗浄剤の品質
0洗浄力
0使用感の良さ
0エイジングケア
0ホワイトニング効果
0保湿効果
0スキンケア力
<0環境配慮
0浸透力
0即効性
0持続性
0ツヤ感
0サラサラ感
0特に優れた素材
0注意が必要な素材
1メーカー
スタイリングライフ・ホールディングスブランド名
クレンジングリサーチ容量
150ml参考価格
1000円1mlあたり
6.7円JANコード
4515061013945ASIN
B0DJM3G3JQ発売日
20241007KaisekiID
10248解析結果によると、総合順位は325個中なんと328位。驚くべきことに、ランキング外の最下位という衝撃の結果となりました。総合点は5点満点中わずか1.14点という厳しい評価です。
特筆すべきは洗浄力が5点満点中4.9点という圧倒的な数値を示している一方で、素材のレベルは0.1点、保湿力は0.5点という極端な評価の二面性です。これは2024年に発売された新商品ながら、旧来の洗浄概念から脱却できていない典型例といえるでしょう。
主な洗浄成分として配合されているカリ石ケン素地について、最新の研究では興味深い結果が報告されています。2023年のJournal of Cosmetic Scienceの研究によると、カリ石ケン素地は皮膚のpHを急激に上昇させ、角質層のバリア機能を一時的に低下させることが確認されました。
一方で、ココアンホ酢酸Naは両性界面活性剤として知られ、赤ちゃん用品にも使用される安全性の高い成分です。しかし、本製品ではカリ石ケン素地が主体となっているため、この成分の特性が十分に活かされていないと考えられます。
メリット: 1. 驚異的な洗浄力(4.9点)で、メイクや皮脂をしっかり除去 2. フルーツ酸配合による緩やかな角質ケア効果 3. 金木犀の香りによる心地よい使用感 4. 1000円という手に取りやすい価格設定
デメリット: 1. 極端に低い保湿力(0.5点)により、洗顔後の突っ張り感が懸念 2. アルカリ性の洗浄成分による肌バリア機能の低下 3. 素材レベルの著しい低さ(0.1点) 4. 安全性評価が1.6点と低め
ここで豆知識ですが、カリ石ケン素地の歴史は古代アラビアにまで遡ります。「石鹸」という言葉自体、アラビア語の「サポン」が語源とされています。しかし、現代の皮膚科学では、アルカリ性洗浄剤の長期使用による肌への悪影響が複数の研究で指摘されています。
この製品は、洗浄力を極限まで高めた代わりに、肌への優しさを大きく犠牲にしている印象です。2024年の時点で、このような極端な製品設計を採用していることは非常に興味深い決断といえます。「清潔」と「健康な肌」は必ずしもイコールではないということを、この製品は如実に物語っているのではないでしょうか。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。