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方向性は悪くないが、素材が物足りない。
グリコール酸のようなピーリング作用のある酸を多く配合しているので、髪表面にミネラル分の蓄積を抑える効果を期待できるのがまず1つ。
その他にカチオン性のコラーゲン、ケラチンによるダメージ部補修効果が薄く乗っかります。
ダイズタンパク、小麦胚芽油のモイスチャー効果もあり、といった構成です。
酸で髪表面を整地してから、各種エモリエント成分が張り付くタイプの製品となっているわけですね。
その効能はどの程度のレベルからというと、
さほど優れものではありません。
ベース付近のケラチン単体、ベタイン、ポリクオタニウム−10あたりは全く質の良さを感じませんし、ヒドロキシエチルセルロースもちょっと安っぽい。
その他前述の有効成分もそれほどクオリティは高いというほどでもなく、
持続性も浸透性も指通りのクオリティも平均かそれ以下です。
全く悪い製品ということはありませんが、同等の値付けの、より良い製品と比べるとどうしても見劣りする部分も。