解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
洗浄剤の品質
洗浄力
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
KAZUブランド名
ジョヴァンニ容量
250ml参考価格
1240円1mlあたり
5円JANコード
716237185006KaisekiID
7415全成分
一見するとオーガニック系。
アミノ酸系洗浄剤とオーガニック素材のミックスでボタニカルな雰囲気を漂わせる内容に見えますね。
ただ、よくよく見ると商品名にある「ラグジュアリー」な感覚とは少し違う部分も。
ラウロイルサルコシンNaというベースですが、これは歯磨き粉の主成分としても非常にポピュラーで、殺菌作用が特徴的ともいえるアミノ酸系洗浄剤です。
洗浄力もある程度強く、殺菌性もあるので歯磨き粉に適したタイプなのですね。
もちろん、頭を洗う洗剤としては、、殺菌作用がそれほど重要とは思えませんが。
ベースを担う洗浄剤は前述のラウロイルサルコシンNaに加え、ココアンホ酢酸Na、ココイルグルタミン酸Naといったあたり。
低刺激性は確保されていて、洗うことに関しては肌への安心感はある程度大丈夫なようです。
それより殺菌性の強さは注意したいところ。
これだけオーガニック系な素材を集めておいて、しれっとジメチコン(シリコーン)を配合しているあたりが面白いですね。
たしかに、この処方でただ洗っただけではガサガサした仕上がりになりそうな予感も。。
というところで、シリコンのちからを借りて仕上がりの感触を良好に演出しよう、と思い立ったわけですね。
これ、シリコン自体は無害ですが、どちらかというと洗浄剤の質の問題で感触がいまひとつ、というところに原因があるのだと思います。
ヘアケア機能はあまり期待できず、かと言って頭皮には必要以上に殺菌作用が襲ってくる、という構成で、植物エキスの数々のメリットが霞んでしまっている印象も。
植物エキスの選定自体はこだわりを感じますし、ある程度のコンディショニング作用は残る部分もあるでしょう。
ただし、もう一段階クオリティが上げられなかったかな、という感じのあるベースといい、シリコン入れちゃってるあたりのお粗末感がちょっと安い感じを与えてしまっているのが残念。
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