画像準備中総合点

総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
全成分
とてもエモリエント効果、潤滑性が高いヘアミルクです。ベースがはちみつという時点でかなりエモリエントなタッチとなりますが、そこに疑似セラミドという保湿力の高い素材が配合。他の素材も含め方向性がしっとり系に揃っているヘアミルクです。
感触が非常に良さそうなことが予想されるヘアミルクですが、残念なことに一つリスクと捉えるべき成分が紛れ込んでいます。ベヘントリモニウムクロリドですね。
しっとり系の4級カチオン界面活性剤です。皮膚への残存性が高く、タンパク変性作用はラウリル硫酸ナトリウムに勝るとも劣りません。通常ヘアトリートメントを頭皮につけないようにするのはこのような成分のリスクを回避するためです。
このリスキーな成分が、いわんや洗い流す製品ではなくヘアミルクに配合されているのは危険度がさらに上がります。
洗い流さないことでリスクが長時間持続してしまうこと、皮膚に何度も接触する可能性があることが問題です。
蜂蜜などの潤滑性を考えれば、あえて4級カチオン界面活性剤を配合しなくても十分な仕上がりを望めたであろう内容です。それだけに、悪手によってこのヘアミルクの魅力をしてしまっているのは残念なことです。
もし使う場合には、もちろん頭皮や肌に接触しないように工夫して使うことが求められます。髪の毛だけにつけているのであれば高い即効性のある潤滑効果を得られる点はメリットです。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。