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総合点

2.13

総合ランク

2931個中 1330

成分数

14

植物エキスの数

0

コスパ

0

安全性

0

素材の品質

0

洗浄剤の品質

0

洗浄力

0

髪補修力

0

育毛力

0

使用感の良さ

0

エイジングケア

0

ホワイトニング効果

0

保湿効果

0

スキンケア力

<0

環境配慮

0

浸透力

0

即効性

0

持続性

0

ツヤ感

0

サラサラ感

0

特に優れた素材

0

注意が必要な素材

0
h&s (エイチアンドエス) PRO スカルプコンディショナー エナジー解析チャート
販売元による宣伝文
●フケ・かゆみを長時間予防※1
●ボリュームのある髪へ
●ナイアシナマイド配合※2
※1継続使用によって※2モイスチャー成分として
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h&s (エイチアンドエス) PRO スカルプコンディショナー エナジーの解説

エナジーが湧く前に、○○が湧く?!

スカルプにエナジーを、と聞いたら、普通は育毛製品なのかと思いますよね。

そんな商品名のこちら、エイチアンドエスPROを見ていきたいと思います。

エナジーはどこから湧いてくる?

構成としては、

  • 3級カチオン界面活性剤ベース
  • ジンクピリチオンで殺菌
  • ニコチン酸アミド→これがエナジー?

という具合。

まず、3級カチオン界面活性剤ベースということは、若干肌にはやさしいということです。これが4級となると脱毛剤になってしまいますから、3級だとちょっぴり安心ですね。つけないよりは危ないですけど。

そして、ジンクピリチオンの殺菌効果。これがフケとか臭いを抑える目的で配合。しかし、これではエナジーは湧きませんね。体臭防止効果も限定的だと思います。フケも種類によりますしね。

ニコチン酸アミド。これはわりと有用な成分で、ナイアシンアミドと呼ばれる成分ですが、様々な効果(血流・コラーゲン・ケラチン生成を促進など)をもたらす成分として知られています。この部分はたしかにエナジー感じますね。

エナジーの度合いはどのくらい?

さて、ニコチン酸アミドのエナジーがあるのことはわかりましたが、全体としては使ったらメリットの多い製品といえるでしょうか。

実際には、大部分がヘアコンディショナーとしての成分で構成されていて、例えば3級カチオン界面活性剤+油剤+シリコンといった具合になっているわけです。

つまり、比較的マイルドとはいえ、コンディショナーを頭皮に塗るのと大して変わりません。ただでさえ皮脂が多い頭皮に、油剤を上塗りしたら、想像するだけで頭皮に吹き出物が湧いてきそうです。

エナジーが沸く前に、頭皮ニキビが湧く。これではせっかくのニコチン酸アミドの恩恵をいただく前に、様々な困難が押し寄せるというもの。

もしニコチン酸アミドのような成分のメリットを最大限に得たいなら、トニックのような形を取るべきであり、コンディショナーは頭皮に塗るのは賛同しかねます。

まとめ

おとなしく、トニック剤を塗りましょう。ヘアコンディショナーはあくまでも髪のためであり、それを無理に頭皮向けに改造するとちぐはぐな内容になりがちです。このコンディショナーもやはり無理矢理感が随所に表れています。

唯一、3級カチオン界面活性剤ベースのため、頭皮に深刻なダメージをもたらす事がない、という点だけが救いです。

その他には、ヘアケア剤としては戦力になりませんし、頭皮にメリットよりもデメリットの方が大きい、というのが結論です。