総合点
1.27総合ランク
594個中 556位成分数
31植物エキスの数
3コスパ
0安全性
0素材の品質
0髪補修力
0育毛力
0使用感の良さ
0エイジングケア
0ホワイトニング効果
0保湿効果
0スキンケア力
<0環境配慮
0浸透力
0即効性
0持続性
0ツヤ感
0サラサラ感
0特に優れた素材
1注意が必要な素材
0メーカー
P&Gブランド名
パンテーン / PANTENE容量
100ml参考価格
894円1mlあたり
8.9円JANコード
4902430749930KaisekiID
7255洗い流さないトリートメントのベースに堂々とカチオン界面活性剤をぶち込む厚顔。
ぱっと見ではよくある洗い流すトリートメントかと錯覚するような内容です。というのも、洗い流さない=つけたままとなるアウトバストリートメントのベース部分にステアラミドプロピルジメチルアミン、セタノール、クオタニウム-18、ベンジルアルコールなどなど、肌のリスクをほとんど考慮しないようなコンディショニング効果優先の処方となっているからです。
これがもし洗い流すトリートメントであれば、比較的肌に優しいめなコンディショナー、くらいに評価できますが、洗い流さない前提となれば話は変わります。
ステアラミドプロピルジメチルアミンは3級カチオン界面活性剤という、4級よりは肌にマイルドなことを特徴とする陽イオン界面活性剤です。ただし、マイルドであるというのは洗い流す前体あっての話で、リーブオンタイプのトリートメントでは安全とは言えません。まして、ベース部分に組み込まれているとなると、より危険性を考慮せざるを得ないでしょう。
続くセタノールやクオタニウム18も肌に残るのは好ましくない成分ですので、この製品はベース部分の多くがあまり好ましくない成分で構成されていると言えます。
このように、比較的洗い流さないトリートメントにしては無駄にリスクが高い内容となっているのに比べ,ヘアケア効果はとても限定的で薄口に感じるでしょう。
そもそも3級カチオン界面活性剤がコンディショニング効果が低い上に、それ以外に目立ってダメージ部分をケアするような成分が乏しいため、明らかに期待値の低い仕上がりを予想せざるを得ません。
背負うリスクに対し得られるメリットがちょっと残念な感じがしますね。
商品説明文を読んでみると、いかにも髪に良い事が起きそうな予感だけはします。ただし、ダメージ部分の補修効果も、髪のボリュームに関しても前述したように期待値は非常に低く、さらに肌のリスクはかなり高いと言う状況になっています。もし今使っている、これから使おうと思っているという方はその辺りのリスクも考慮して再考する必要がありそうです。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストア+などを運営。